Ange.le mort's Guild

遊戯王とCOJ、時々東方とDTM

【遊戯王】DBSW雑感

 

 


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         /  l、__,/}::\  
         (T´ | ゝ_ィ>};;_.」  ←また、バイト不採用になった
           ! `''ァ、. \__}   
         〈`^`¬ノ . :〔
     ,... -- |__イ-、_j|_: . ヽ、--.,,__
    ´     rニト,  フ ,ゝ__ 〉   `

 

 

正邪、教えてくれ。あと何回このAA貼ったらいい……?
正邪「知るか」


本日の題目:DBSW雑感
全リスト判明したので、DBSWの雑感やります。
効果は書かないので各自調達の方向で。

※記載漏れ等ありましたら指摘願います。ネタバレ注意。


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◆総評
名称をデッキビルドパックに変わって最初のパック。
収録テーマを見るに『除外』と『縦列』がキーパーソンとなっている。10期に入ってからはポジションに関係する効果持ちのカードを多く輩出するようになったが、テーマとしての運用はおそらくこれらが初。
しかし未だに、カード効果以外でのポジション移動が多いは嘆くべきなのか否か。


☆5:《影六武衆-フウマ》
☆5:《影六武衆-ゲンバ》
☆5:《影六武衆-ハツメ》
☆4:《影六武衆-ドウジ》
☆6:《影六武衆-キザル》
《影六武衆》Mは《フウマ》に代表されるように『忍者』をモチーフとしたM群。無論《六武衆》なので《六武の門》を始めとするサポートの恩恵を受けられる。
効果は《トワイライトロード》よろしく除外に関する効果が中心。共通項として効果②による身代わり効果を持つ。
展開力を売りとする《真六武衆》に対し、こちらは裏方に回り、その展開力を補助する、というのが率直な印象。それぞれの効果はというと・・・

《フウマ》:リクルーター
《ゲンバ》:除外した《六武衆》Mのサルベージ
《ハツメ》:除外を要した墓地蘇生
《ドウジ》:【六武衆】版《おろかな埋葬
《キザル》:SS時異なる属性の《六武衆》Mサーチ

展開力の高い《真六武衆》Mの補助的役割、という意味でなら《ハツメ》《キザル》の2人がその役割を担えるんじゃないだろうか。
《フウマ》のリクルーター能力は便利だがバウンスと除外に脆く、《ゲンバ》は《ハツメ》の補助としての役割がある。《ドウジ》はその下地作りといった感じか。
要は《シエン》軸か《リハン》軸に重きに置いたM群かと思える。《影六武衆》Mは除外利用が多い効果だが、それをするには墓地の掘り起しが必要な訳で・・・

☆4:《影六武衆-リハン》
《融合》を必要としないFM。素材には《真六武衆》Mを使えば容易に展開できる。
但し効果はというと、除外という強力な効果ながら、それは対象効果と、対象効果耐性持ちのMがいると効果を(ry
除外による除去は強いには強いのだが、昨今は対象効果耐性が幅を利かせているので、上手く立ち回れるかは相手の盤面次第としか。

☆5:《六武衆の影忍術》
エスケープとしての運用が主。

☆3:《忍の六武》
自分フィールドにそれぞれ異なる属性の《六武衆》Mを揃えるのは結構大変。
明らかにEXMも絡む体勢なので、短いターンで揃えようと思えばソリティア級の回転を要求する。
その代わり、決まれば相手ターンスキップ。重さに見合った効果と云える。


☆6:《魔弾の射手 カスパール》
☆5:《魔弾の射手 ドクトル》
☆6:《魔弾の射手 ザ・キッド》
☆5:《魔弾の射手 スター》
☆5:《魔弾の射手 カラミティ》
☆5:《魔弾の射手 ワイルド》
☆5:《魔弾の悪魔 ザミエル》
【魔弾】はテーマ内の魔法・罠カードを文字通り『銀弾』の弾として撃つテーマ。M勢のネーミングから察するに、西部劇がモチーフだと思われる。
何より相手ターンに、テーマ内の魔法罠カードを手札から撃ち込める、というのが強みであり、本来なら除去の心配が出てくる速攻魔法・各種罠カードがこれらによって除去の心配が無くなる。
そして《魔弾》Mが縦列にいるならば、これらの効果②によって様々な動きが可能になる。それぞれの効果はというと・・・

《カスパール》:発動カード以外の魔弾サーチ
《ドクトル》:発動カード以外の魔弾サルベージ
《キッド》:1枚切って2ドロー
《スター》:☆4以下の《魔弾》Mをコール
《カラミティ》:《魔弾》Mを守備で蘇生
《ワイルド》:【魔弾】版《ダイガスタ・エメラル》
《ザミエル》:【魔弾】版《神判》

なるべくならば《魔弾》Mの効果①による撃ち込みはテーマ内の速攻魔法と通常罠に任せ、効果②による補助は汎用の罠カードや速攻魔法に任せたいところ。心配なのは弾切れ。充填している弾が切れると銃は撃てないものである。
テーマ的に《デスガイド》や《ヘルウェイ・パトロール》のサポートを受けられるのも強みの一つ。10期以降、こうした縦列を参照するカードがどんどん増えていくと予想されるが、未だにカード効果以外でのポジション移動が多い事多い事・・・

☆5:《魔弾-ネバー・エンドルフィン》
☆5:《魔弾-クロス・ドミネーター》
《魔弾》速攻魔法は攻守変動が主。
《ネバー・エンドルフィン》は【魔弾】版《リミッター解除》、《クロス・ドミネーター》は攻守0+効果無効化と、性能的には攻めと受けといった印象。

☆5:《魔弾-デスペラード
☆5:《魔弾-ダンシング・ニードル》
☆4:《魔弾-デビルズ・ディール》
☆5:《魔弾-デッドマンズ・バースト》
方や《魔弾》罠は除去、除外、サーチ、カウンターと多岐に亘る。
但し《魔弾》魔法にも云える事だが、【魔弾】は銃の使い手がいるからこそ機能するのであって、銃の使い手が場にいない状態だと魔法罠は忽ち腐る。そうした意味では徹底的な除去には非常に脆いデッキと云える。
破壊耐性を付与するテーマ内カードがどこかで登場すれば、このテーマは化けるのだが・・・


☆5:《雪天気シエル》
☆5:《雨天気ラズラ》
☆4:《曇天気スレット》
☆4:《晴天気ベンガーラ》
☆5:《雷天気ターメル》
☆4:《極天気ランプラ》
【天気】はその名の通り天候をテーマとするリンクテーマであり、それぞれがクレヨンでキャンバスを描く描写から、モチーフは天候+絵画と見て取れる。
魔法罠を表側表示で置く効果としては、《ウィジャ盤》や《スピリッツ・オブ・ファラオ》がその先陣であり、方や並ぶ事で勝利をもたらし、方や対象のMをSSする。【天気】の魔法罠は永続ゆえ、三幻魔のうち2種類に対応できたりする。出ればビックリするだろうが、戦術を捨ててまで出すかっていうと―――となる。
効果は共通項としてテーマ内魔法罠を表側で置く効果、効果②により除外ゾーンからSSされる。それぞれの効果はというと・・・

《シエル》:CIP時《天気》魔法罠サーチ→置く
《ラズラ》:SS時《天気》魔法罠サーチ→置く
《スレット》:自身以外の《天気》Cが墓地へ行ったら、墓地の《天気》魔法罠サルベージ→置く
《ベンガーラ》:入れ替え効果+手札から《天気》魔法罠を置く
《ターメル》:入れ替え効果+デッキから《天気》魔法罠サーチ→置く
《ランプラ》:CIP時デッキ・手札・墓地から《天気》魔法罠を置く+耐性付与

起点となるのは《シエル》と《ラズラ》。《ラズラ》は《ヴァルハラ》を併用すれば《ラズラ》SS→《シエル》NSで《天気》魔法罠を2枚置ける。その後は状況に応じて盤面を展開していく感じか。
《ランプラ》は効果②により《天気》魔法罠に耐性を付与するが、いかんせん打点の低さが気がかり。

☆6:《虹天気アルシエル》
一見すると強い効果に思えるが、効果上使えるのは実質いずれか1つぐらい。

①はマーカー先の関係でEXZへ展開しないと《天気》Mに効果を付与できない。
②は墓地送りのため③が使えない。
③は①が使えなくなる代わりのコスト軽減。

《天気》Mの展開力次第だが、コストに見合った効果と云える。ここで気になるのは素材縛り有りのL3、という所。展開力が高いデッキなら素材を揃えるのはあっという間だが、そうでない場合は揃えるのが大変。《ヴァルハラ》や《スペルビア》を用いてようやく、と言った具合か。

☆4:《雪の天気模様》
☆4:《雨の天気模様》
☆4:《曇りの天気模様》
☆4:《晴れの天気模様》
《天気》永続魔法・永続罠はテンプレ効果として単体しか存在できない事、そして縦列ないしは両端の《天気》Mに効果を付与する、というもの。
永続魔法勢は《雪》がデメリット付きサーチ、《雨》が擬似的な《ポルターガイスト》、《曇り》が擬似的な《収縮》、《晴れ》がMの入れ替わりであり、それぞれが相手ターンでも撃てることからデメリットの解消や相手への牽制が狙える。

☆6:《雷の天気模様》
☆5:《オーロラの天気模様》
方や永続罠勢は《雷》がダメステ時に発動できる《強制脱出装置》、《オーロラ》がサーチに対するメタファーとなっている。
性能で考えれば有用そうなのは《雷》だが、バウンスのタイミングはダメステ開始時とやや遅め。《オーロラ》は自分のカードの場合は、現時点で不要なカードを除外してドローしたい。方や相手のカードを狙い撃った場合、サーチしたカードを狙い撃てば〆たものだが、ドロー効果が思わぬ一手を与える可能性がある。それこそ《幽鬼うさぎ》《灰流うらら》をドロー効果で手札に加えられたら目も当てられない。
総じて《雪》以外は牽制向けだが、《天気》魔法罠は《ラビエル》を除く三幻魔に対応している事も注目したい一点。採用の余地はあるかどうかは不明だが、デッキ構築の一考はできる。


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といったところで今回はここまで。
【魔弾】は環境入りが期待されるが果たして。