Ange.le mort's Guild

遊戯王とCOJ、時々東方とDTM

【遊戯王】DP19雑感

 

 

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         (T´ | ゝ_ィ>};;_.」  ←また、バイト不採用になった
           ! `''ァ、. \__}   
         〈`^`¬ノ . :〔
     ,... -- |__イ-、_j|_: . ヽ、--.,,__
    ´     rニト,  フ ,ゝ__ 〉   `

 

 

 

正邪、教えてくれ。あと何回このAA貼ったらいい……?
正邪「知るか」


本日の題目:DP19雑感
全リスト判明したので、DP19の雑感やります。
効果は書かないので各自調達の方向で。

※記載漏れ等ありましたら指摘願います。ネタバレ注意。


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◆総評
歴代のキャラクターをフューチャーしたパックの最新弾。
歴代キャラのパックとなると、一番の期待はそのキャラの使用カードだが、そうではなく、そのキャラをイメージしたカードが多いのがDPの特徴。
今回はペガサス、羽蛾、キース、万丈目、クロノス、ヨハンの6人をフューチャーしたパックであり、それらをイメージしたカード、あるいは一場面でのシーンを再現したカードが収録されている。
DM・GXキャラのフューチャーが終了すれば、次は5Ds・ZEXALとなる。そうなると、空き番となるNo.がいよいよ登場するのか、と期待を寄せたいが果たして。


正味な話、1作品別にフューチャーした方がよくね?


☆3:《ミレニアム・アイズ・イリュージョニスト
いわゆるサイクル思考のカードであり、効果①で相手ターンでも撃てる《サクリファイス》効果を発動。効果②で手札に回収され、再度利用できる。
後述する《幻想魔術師・ノー・フェイス》と違い、こちらの場合は《サクリファイス》《アイズ・サクリファイス》いずれかがSSされないと再利用が利かないため、滞りなくサイクルするには、常にSSできる準備を整う必要がいる。《アイズ・サクリファイス》FMに至っては《簡易融合》があるので、可能ならばこちらを狙っていきたいところ。《サクリファイス》の場合は《ミレニアム・アイズ》SSのための《超融合》という手段もある。

☆4:《幻想魔術師・ノー・フェイス》
これもいわゆるサイクル思考のカードであり、《サクリファイス》《アイズ・サクリファイス》いずれかが破壊されればSS、こちらが破壊されれば《サクリファイス》《アイズ・サクリファイス》いずれかが蘇生、と、サイクルが利く寸法。
レベル上、NSはアドバンス召喚となるが、効果①でSSが利くし、何よりリクルート範囲内というのがプラス。予め《おろかな埋葬》で落として下準備する、というのもアリだろう。手札へのサーチは《灰流うらら》によるカウンターに留意したい。

☆5:《ミレニアム・アイズ・サクリファイス
《サウザンド・アイズ》の方は、全盛期には《スケープ・ゴート》→《突然変異》:《サウザンド・アイズ・サクリファイス》+《月読命》のコンボで一世風靡したが、さてこちらはどうだろうか。
サクリファイス》の吸収効果はいわずもがなだが、こちらの場合は吸収したMを文字通り木偶化させる。となると、真っ先に狙いたいのは相手の主力Mや、デッキの根幹を担うMであり、それらを装備する事で封殺する。しかし、耐性が無いためにすぐに突破されてしまう。手札誘発や《壊獣》Mの存在も気になるところ。

☆4:《サクリファイスフュージョン
《アイズ・サクリファイス》FMはいずれも融合素材に《サクリファイス》を要するMであり、現状では《儀式の下準備》など強力な儀式サポートがあるので、融合の準備はしやすい。
ただ、いずれも1ターン限りだが、《簡易融合》からの展開は可能なので出番としては《サクリファイス》を主軸にしない限り、あまり無いかもしれない。
速攻魔法なのが売りだが、《サクリファイス》《アイズ・サクリファイス》双方の効果を考えると、追撃向けではないかなぁ・・・


☆5:《寄生虫パラノイド》
対象効果ゆえ(ry
しかし装備Mを昆虫族にするうえ、同族を攻撃できなくなる事から、挙動としては後述する《究極変異態・インセクト女王》、もしくは《虫除けバリアー》との組み合わせが最も望ましいかと。
《パラノイド》を装備したMを処理すれば、出てくるのは《究極変異態・インセクト女王》or《究極完全態・グレート・モス》。あるいは《デビルドーザー》を出してもいい。


羽蛾といえばどうしてもドーマ編での一幕のインパクトが強いが、バトルシティ編での《寄生虫パラサイド》仕込みも忘れてはならない。が、《寄生虫パラサイド》は戦闘破壊されると効果が発動されないのは悲しいところ・・・

☆5:《究極変異態・インセクト女王》
展開方法は《パラノイド》か《超進化の繭》の2択。一度出れば、自軍の昆虫族Mは効果破壊に対して無敵になる。相手フィールドに1体でも昆虫族Mがいれば、効果①による無敵化を得られるので、《パラノイド》なり《DNA改造手術》なりで昆虫族にしていきたいところ。しかし今の環境では破壊以外の方法での除去が飛び交っており、特に《壊獣》Mの存在には留意したい。
効果②は自軍Mをリリースすれば連撃が可能だが、場をがら空きにする危険があるため、連撃を仕掛けていくならば効果③によるトークン生成で賄っていく感じか。そのトークンを自分ターンに生成するのはデメリットにしかならないが、《究極変異態・インセクト女王》を保持できれば相手ターンでのトークン生成からのLSなど多方面からの展開が狙える。
フィールド外の除去と戦闘には脆い事には留意したいところ。

☆6:《超進化の繭》
装備魔法カードでもOKと仮定して評価をする。
効果①によってSSするのは《究極完全態・グレート・モス》か《究極変異態・インセクト女王》の2択になる。特に《究極完全態・グレート・モス》は《進化の繭》を装備して6ターン待つ必要が無いのはありがたいところ。
《究極変異態・インセクト女王》に関してはカード効果でのみのSSのため、出すとしたら《パラノイド》かこれの2択。出せれば自軍の昆虫族Mは効果に対して無敵になるが、破壊以外の方法での除去には脆い事に留意。特に《壊獣》Mの存在は、ロマンに溢れるカード相手にも容赦は無い。

☆4:《蝕みの鱗粉》
最終的に《狂戦士の魂》によるフルボッコを招いた一場面を再現したカード、だろうか。
装備先はやはり打点の高い昆虫族M、といきたいところだが、そうした場合除去や手札誘発に真っ先に狙われるだろうから、装備先は慎重に選びたいところ。効果②によって相手Mの攻守は、相手の出方によってどんどん下がる寸法であり、最低でも500~1000ぐらい下がれば、除去されない限り攻め手としては有利になる。それまでに相手がどう動くか、によるだろう。


相手のデッキによっては、まさに「思わぬカード」を挿している場合があり、それによって突破口を切り開かれた、なんて展開が存在する。


☆4:《BM-4ボムスパイダー》
自身の守備力が高水準ゆえ保持がしやすく、加えて効果①で後述する《デスペラードリボルバー・ドラゴン》の呼び水となってくれる。効果②は《銃砲撃》の1回以上の効果と併用すれば、除去した相手Mの打点によっては高いダメージになる。対象効果ゆえ(ry

☆3:《デスペラードリボルバー・ドラゴン》
リボルバー・ドラゴン》自身はリリース当初、トップクラスのスペックを誇ったが、時の流れというのは残酷なものである。今では対象効果に対して耐性を持つカードが増えた関係で、最大3体の除去は半々の確率ながらも活かしづらくなったし、何より《幽鬼うさぎ》《灰流うらら》に代表されるように手札誘発のカウンターカードが増えてきた。さらに《壊獣》Mの存在も気がかりなところだ。
後述する《銃砲撃》を使えば、表3は確実に通る。相手BPで使えば、攻撃してきた相手Mを処理できる。が、その前に除去されては元も子もない。
闇属性であり、☆8。これらに着目して、ドローソースの糧にして《死者蘇生》などで蘇生する、という手もありかと。

☆3:《鋼鉄の襲撃者》
効果①は上手く誘い込めば打点は大きく上がるが、効果除去が頻発する今、攻撃を誘い込めるかどうかは不明。上がったとしてラインは500~1500ぐらいは欲しいところ。
メインとなるのは効果②であり、闇機械Mの効果で除去できれば、手札からながらMをSSできる。上級が多く手札が嵩張っている時の手札からのSSは本当に助かる。
対象効果は耐性持ちが多いから、それに対する立ち回りは・・・

☆5:《銃砲撃》
《ブローバック・ドラゴン》や《リボルバー・ドラゴン》といった、コイントスを3回行うカード用であり、それらの効果を確実に通すカード。
効果①は表が出た回数に応じた効果。確実なのは1回以上の効果、よくて2回以上の効果。3回以上の効果は、これが2枚目・3枚目の時に、1枚目・2枚目が墓地にある場合であり、その場合の効果はピーピングハンデス。直前に手札誘発などで逃げられる場合があるが、この時点で有効なカードを潰せるのは大きい。
真骨頂は冒頭でも云ったように、コイントスを3回行うカードの効果を確実に通す効果②。《ブローバック・ドラゴン》や《リボルバー・ドラゴン》の除去効果は確実に通るし、《伝説の賭博師》《サンド・ギャンブラー》に至っては相手Mを全体除去できる。
こうしたギャンブル効果というのは、当たった時のハマリ具合が怖いものの、それは確率的な問題であり、運が悪いと全てハズレ、なんてのはザラ。それが確実に通るのだ。怖いとすれば手札誘発。相手ターンなら、手札からの《サイクロン》もありえたりする。


☆1:《アームド・ドラゴン・カタパルトキャノン》
《アームド・ドラゴン LV7》は《レベルアップ!》などを介せば展開ができるので、こちらは比較的難易度は緩いのだが、問題は《VWXYZ》。普通に展開する場合、まず《XYZ》と《VW》を展開→その2つを合わせて《VWXYZ》を展開する。それでは手間がかかりすぎるので、《融合識別》《ユニオン格納庫》といったサポートを併用する形になるだろう。
出しづらい分、効果は飛びぬけており、効果②をピンポイントで撃ち抜けば、余程の事が無い限り有利に進める。但しそれは相手ターンでの発動のため、相手の出方を見極める必要がいる。召喚反応だとか、NS・SSをカウンターされる事には注意が必要。手札誘発や《壊獣》Mの存在も留意したいところ。
何はともあれ《VWXYZ》―――これが鬼門か。

☆6:《おジャマ改造》
☆4:《おジャマッチング》
万丈目のデッキ変遷を鑑みると、《アームド・ドラゴン》《VWXYZ》《おジャマ》と、シナジーできる要素は何一つ無い。あるとすれば、①《おジャマ》Mを《アームド・ドラゴン LV5》のアドバンス召喚の糧にする、②《オネスト》ぐらい。ストーリーが進むにつれ、使用デッキはほぼ《おジャマ》に固定されていたが、シナジー皆無のこれらのテーマを混成にし、さらにそれを使いこなせるのだから恐れ入る。

・改造
光属性の機械族FMは《VWXYZ》を含めて16種類。その中には《ABC》や《サイバー》系がいるので、従来ならばそれらと組み合わせて使う感じになるだろうか。
効果②は除外されている《おジャマ》Mをデッキに戻しての+1ドロー。融合素材としては2~3体分あれば充分だし、《未来融合》で《おジャマ・キング》を指定すれば、3体を要する融合も容易になる。X・Lもあるし・・・

・マッチング
ほぼ《アームド・ドラゴン》サポート兼X・Lサポートと見ていいか。
《おジャマジック》との相性は良好であり、これによって5枚サーチという爆発的なアドバンテージを得られる。《マッチング》を含めると《おジャマ》Mのサーチは4体であり、そのうちの1枚は確実に《おジャマ・レッド》になるだろうから、挙動的には《LV7》へ繋げられる《LV5》をSS→《おジャマ・レッド》NSからの大量展開、という形になるだろうか。
効果②は《おジャマ改造》と同じ。《ABC》や《サイバー》系に繋げられる《おジャマ改造》の方が有利といれば有利か。

光属性機械族FMとの混成を目指すなら《おジャマ改造》、《アームド・ドラゴン》のレベルアップを目指しつつ、X・Lへの大量展開を目指すなら《おジャマッチング》。上手く住み分けはできるかと。

☆6:《おジャマパーティ》
何より効果①でこれをサーチして捨てれば、それだけで効果③が発動する。除外手段は上記の《改造》や《マッチング》の他、【マテリアルゲート】のギミックを併用すれば、効果③による大量展開が見込まれる。
効果②による防御手段は、主に《ABC》ないしは《AtoZ》の破壊阻止に利用されそう。墓地肥やしされればされるほど、それらの保持がしやすくなる。


☆3:《古代の機械素体》
効果③は事故級の手札で無い限りは3体展開はほぼ無理。それなら融合して事故を軽減した方がマシだろう。効果③で出すとしても、せいぜい効果①でサーチした《古代の機械巨人》1体ぐらいか。魔法・罠サーチは現状では《古代の機械融合》1択。

☆4:《古代の機械超巨人》
効果②による連続攻撃を目指すなら、《古代の機械巨人》《アルティメット・パウンド》は必須。相手の効果によって除去されても、効果③により「もう1回闘えるドン」となる。

☆4:《古代の機械融合》
《古代の機械魔神》を始め、素材の緩い《古代の機械》FMが増えてきた。そしてこれもまた《影依融合》思考の融合カードである。
《古代の機械巨人》自身は《古代の機械飛竜》でサーチできるので融合は容易だが、デッキ融合は《古代の機械巨人》《アルティメット・パウンド》いずれかがフィールドにいる場合。勝勢の時はあまり《古代の機械巨人》を素材に融合はしたくないが・・・

総じてクロノスイメージだが、ACVで融合路線がより強調されたテーマと云えるか。

☆4:《競闘-クロス・ディメンション》
卒業デュエルをイメージさせる1枚。
やる事は《アンティーク》Mの攻撃力の倍化と《機械巨人》《アルティメット・パウンド》への耐性付与であり、効果①による攻撃力の倍化は発動タイミングが重要となる。《アルティメット・パウンド》の攻撃力は6000のデカブツとなるが、効果耐性が無いため過信は禁物。
効果②は《スカイスクレーパー》影響下による戦闘を再現したものだろうか。耐性を得られるにしても、2重3重の除去が待ち受ける状況もあるが・・・


《クロス・ディメンション》はクロノスのフルネームを捩ったものだろうか。


☆4:《究極宝玉神 レインボー・オーバー・ドラゴン》
展開方法は3つ。

①《未来融合》でFS
②《究極宝玉神》Mで賄う
③《究極宝玉陣》でSS

《宝玉獣》の最大攻撃力は《サファイア・ペガサス》の1800。つまり5800の超大型となり、攻撃が通れば相手に痛撃を与えられる。むしろメインとなるのは効果②であり、相手ターンでも使える全体リセットとなる。
全体リセットは強烈だが、自分もリセットされてしまうため使い所が難しく、使い所を間違えると逆にこちらがピンチになる。特に相手がMをSSするカードを手札に握っている場合が一番危うい。

☆6:《虹の架け橋》
《宝玉》魔法は6種類、《宝玉》罠は4種類、これらをサーチする。
確実に手札に加えたいのは《宝玉の氾濫》。それ以外では盤面に応じた形になるだろうが、展開を加速させる《恵み》《導き》も、手札に加えておきたい1枚。

☆7:《宝玉の絆》
【宝玉獣】は初動の遅さが問題だったが、これにより初動の遅さは解消されたといえる。
これ1枚で《サファイア》サーチの《カーバンクル》セット→《サファイア》NSからの《宝玉獣》Mセット、といった動作ができる。こうしたテーマを飛躍的に強化できるカードだが、それをスーレアにぶっ込むという所業、今では当たり前のようになってきている・・・

☆5:《究極宝玉陣》
《レインボー・オーバー・ドラゴン》を出すための1枚。
自爆特攻でもいけるそうなので、そこからこれを発動し《レインボー・オーバー・ドラゴン》SSからの追撃を狙ってもいい。
効果①により《レインボー・ドラゴン》のSSも補助できるのはありがたいところ。それが相手に除去されても、効果②により《宝玉獣》Mを任意の数だけ魔法罠ゾーンに置けるため、そこから《レア・ヴァリュー》なり《氾濫》なり発動していくなど、後続の切り替えしが容易なのも好印象。
総じて《レインボー・ドラゴン》展開のための下準備を加速させるカード、と云える。


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と、いったところで今回はここまで。
自己評価を考えるとヨハンの一人勝ち、と云った具合。

万丈目は3つ全てを混ぜるというより、《おジャマ》+光機械FMor《おジャマ》+《アームド・ドラゴン》と分けて使った方が回りやすいと思うんだ。