Ange.le mort's Guild

遊戯王とCOJ、時々東方とDTM

【遊戯王】1810期環境予想

ネタ抜きで1810期の環境を予測しましょう。
環境の読める人間ではありませんが、今ある情報から自分なりの答えを出してみたいと思います。

 

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×【1キル】
 《キャノン・ソルジャー》系統全ての禁止化などで、射出系の1キルデッキはほぼ沈静化。しかし完全には息絶えておらず、今後も少数派ながら環境に顔を出すと思われる。そう思う理由として《プリーステス・オーム》という、最後の砦がいるため。
 《プリーステス・オーム》は射出対象が闇属性限定ながら、射出効果に制限は無い。これまでのデッキの構成を変えるだけで先攻1キルは可能そうだが、今回ばかりは厳しいといわざるを得ない。その最大の理由が、《サモン・ソーサレス》が禁止指定された事だろう。これによって、展開力に大きな陰りが見えた。
 しかしながら、《ハリファイバー》《ファイアウォール・ドラゴン》が健在な点から、今後はこの2枚を軸にループ展開し、《プリーステス・オーム》で射出するデッキに切り替わる事が予想される。
 方やループ系の1キルデッキは健在だが、射出型と同様に《サモン・ソーサレス》の禁止が大きく影響すると思われる。《ハリファイバー》《ファイアウォール・ドラゴン》の展開力を頼りに、ループを完成させなくてはいけなくなったのが辛いところ。
 この型の1キルデッキとしては、新たなる候補として【魔妖】が環境に名乗りを上げそう。こちらはデッキデス、ループバーンどちらもいけるので、新たな1キルデッキとして台頭する可能性を秘めている。
 また、《嵐征竜-テンペスト》の規制緩和によって、新たな1キルデッキが台頭しそう。特に《破滅竜ガンドラX》をサーチ可能なため、新たな1ターンキルルートが確立されている。

◎【閃刀姫】
 制限1・準制限2。
 これがデッキにどう影響するかは未知数だが、来期シーズンも引き続き環境を席巻すると予想。デッキとしては多用な構築が見られそうだが果たして。

◎【オルターガイスト】
 此度の改訂で【オルターガイスト】に掛けられた規制は《マルチフェイカー》のみ。動作に多少の影響が出る程度でデッキとしては規制の影響はほぼ無いと思われる。
 【閃刀姫】と共に、引き続き環境を席巻すると予想。あえて云うならば規制によって空いたEXデッキの枠の穴埋めぐらいか。

◎【サンダードラゴン】
 《封印の黄金櫃》が1枚制限に規制されたのは痛いが、そもそもこのテーマはカオス色が濃いデッキなので、今後は光・闇を除外して展開するカードの採用など幅広い構築が見られそう。
 テーマとしてはダメージはほぼ無いので、【閃刀姫】【オルターガイスト】の対抗馬の最有力となりそうだ。

○【真竜】
 依然《真竜剣皇マスターP》《ドラゴニックD》が禁止のままだが、《真竜皇の復活》が2枚制限に緩和され、徐々に力を取り戻しつつある。
 最近では《命削りの宝札》を採用した【命削り真竜】が台頭してきている。メタ方面では《インスペクト・ボーダー》が強力なメタを発揮しており、手札誘発も無意味化する、という点では、メタが効かない厄介なデッキになる可能性がある。

○【グッドスタッフ】
 言い換えれば【スタンダード】。
 今期後半になって急速に台頭したデッキだが、《サモン・ソーサレス》の禁止指定がどこまで響くかが気になるところ。
 《ハリファイバー》からの一連の動作でL4まで中継できる点から、その他のパーツからの動きがどこまでできるのかが注目されそう。一部では《サモン・ソーサレス》無しでもエクストラリンクは可能という声もあり、どういう形での活躍がされるのかは気になるところ。

△【トリックスター
 このデッキも、引き続き環境に留まると予想。
 最近では罠カードを採用した【トリックスター】など、派生デッキが数多く存在し、【機界騎士】等との混成デッキがその最たる例だろう。
 完成度が高いこのテーマだが、悪評も付き纏っているのも事実で、海外では制限時間ギリギリまでトイレなどで時間稼ぎをし、《マンジュシカ》のバーンで勝ちを狙う行為が問題になったし、日本でもとかくTOB狙いが後を絶たない。
 このデッキだけ、とは限らないのでアレだが、少なくとも問題行為が起きた時に、その問題を起こした使用者のデッキによっては、そのテーマに槍玉が上がる。使用者には同情しないが、テーマとしては気の毒がしてならないのだが・・・

△【アンデッド】
 もうじき発売される『STRUCTURE DECK R -アンデットワールド-』以後、アンデッド系テーマの推移がどうなるかが気になるところ。ストラク自体は《アンデットワールド》軸のアンデッドデッキを強化したものであり、おそらく挙動としては〈種族変化コントロール〉になるかと思われる。
 テーマとしては【魔妖】が連続S可能な事から、《精気を吸う骨の塔》によるデッキデスや《コモンメンタルワールド》によるループバーンが台頭すると予想する。
 【魔妖】以外では【不知火】【アンデッドシンクロ】ないしは【アンデッドリンク】が有力候補。


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といったところで、今回はここまで。
とりあえず自分の知りうる限りではこれらのデッキが有力。

群雄割拠の環境となりそうだが、それでもヘイトは溜まるし文句は出るだろうな・・・