Ange.le mort's Guild

遊戯王とCOJ、時々東方とDTM

【遊戯王】1901期LR雑感

題目:2019年1月リミットレギュレーション

禁止
グローアップ・バルブ
ダンディライオン
トロイメア・ゴブリン
No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン
ファイアウォール・ドラゴン
BF-隠れ蓑のスチーム
M.Xセイバーインヴォーカー
神剣-フェニックスブレード

制限
オルターガイスト・マルチフェイカ
水晶機巧-ハリファイバー
クロノグラフ・マジシャン
閃刀姫-カガリ
マスマティシャン

準制限
Emダメージ・ジャグラー
源竜星-ボウテンコウ
トリックスター・キャンディナ
妖精伝姫-シラユキ
ルドラの魔導書
停戦協定
パーソナル・スプーフィング

無制限
彼岸の旅人ダンテ
ブリューナクの影霊衣
真竜皇の復活
破壊輪

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◆禁止カード
 今回は8枚ものカードが禁止カードに指定されるという、おそらく自分が見た中では最多の枚数だろう。その多くは環境を席巻したカードだったり、1キルの一端を担ったカードだったりと様々。その中で《ファイアウォール・ドラゴン》等、海外TCGのリミットレギュレーション(以下:LR)に合わせたカードも見受けられた。
 中でも《ファイアウォール・ドラゴン》はその強力な効果から1枚制限に指定されていたが、この度の改訂でついに禁止に。アニメの主人公が使用していた事から、長い期間規制がかからず、巻き添え規制が頻出していた事から〈主人公バリア〉と揶揄され、ユーザーのヘイトが増幅していた。
 先ず海外TCGにて、1812期より施行されたLRで《ファイアウォール・ドラゴン》が禁止カードに指定。続く日本でも、此度の改訂で禁止カードに指定された。主人公が使用したカードが、アニメ放送中に禁止カード化されたのは、自分が見る限り前代未聞なのだが、今回双方の環境で禁止指定したのは英断といえる。

 それ以外では、冒頭でも書いたが、環境を席巻したカードだったり、1キルの一端を担ったカードが多く見受けられた。
 《ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン》は【ガンドラ1キル】、《フェニックス・ブレード》や《インヴォーカー》は【戦士族】ないしは【剛鬼】で暴れていたし、【植物族】は過去に禁止指定された《グローアップ・バルブ》が再度禁止、長年制限リスト入りしていた《ダンディライオン》も、ついに年貢の納め時となった等、リンク等への展開やコストに関係するカードが一度に大量も禁止された恰好となった。
 リスト改訂としては、やはり冒頭でも書いたが自分が見た中では最多の枚数である。ここまで波紋が大きい禁止指定はあっただろうか?

制限カード
 1枚制限に指定されたカードの多くは、環境を席巻したカードであり、今回の新規としては《ハリファイバー》等数枚が新たに1枚制限に指定された。
 《ファイアウォール・ドラゴン》や、先に禁止指定された《サモン・ソーサレス》共々、ソリティアの一端を担ったカードが1枚制限に指定。これによって、展開力は大幅にダウンする事が予測される。一発禁止とならなかったのは海外TCGでは未登場な事、そしてレアリティの関係から販促の側面も見え隠れするが、そもそもはS救済のためのカードとして登場したカード・・・なのだが、結果的にS救済はおろか、リンクによるソリティアの方が多く目立った結果になった。
 以後のリンクには〈リンク素材不可〉というデメリットが記載されるようになったのを見るに、教訓は活かされているかと。

準制限カード
 この辺りは過去の環境デッキで使用されたカードのうち、リスト入りしたカードが2枚制限に緩和されていくが、中でも今回目を惹いたのは《停戦協定》だろう。17年近くリスト入りしていたカードが、2枚制限に緩和されたのを見るに、次の1904期で無制限に緩和される事が予測される。
 それ以外では、【トリックスター】からはサーチが強い《キャンディナ》が新規にリスト入り。

◆緩和カード
 今期環境で2枚制限に緩和されたカードは、順当に無制限緩和されていった。しかし今後、緩和されたテーマの中に梃入れがあると、それの性能次第では環境に返り咲く事も予測される。


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といったところで今回はここまで。