Ange.le mort's Guild

遊戯王とCOJ、時々東方とDTM

【遊戯王】1904期LR雑感

題目:2019年4月リミットレギュレーション

禁止
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン


制限
SRベイゴマックス
終末の騎士
サンダー・ボルト(スターター2019再録)


準制限
真竜拳士ダイナマイトK
餅カエル
ヒーローアライブ
リミッター解除


無制限
Emダメージ・ジャグラー
妖精伝姫-シラユキ
源竜星-ボウテンコウ
ユニオン格納庫
神の警告

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◆禁止カード
 《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》の禁止指定の理由としては、主に【ガンドラ1キル】での運用が挙げられるが、それ以外でもドラゴン族デッキの多岐に亘って強力な展開支援を行えたMであった。それが今回の禁止指定で、大きな影響は避けられないと見る。
 また、販促面で見ると、6月にリボルバーをフューチャーしたSDが発売される。リボルバーが使用する【ヴァレット】はドラゴン族Mが多い。もしかすると、それに先立っての規制なのかもしれない。

制限カード
 《サンダー・ボルト》は、海外環境では14年10月期から1枚制限に緩和され、現在に至るのだが、日本環境では禁止カードのままだった。それが〈スターターデッキ2019〉に収録されるにあたり、日本でも1枚制限に緩和された。
 カードパワー自体は強力なものの、昨今では破壊耐性持ちのMが多く見受けられるため、その威力を存分に発揮できない可能性がある。加えて、破壊をトリガーとするMの存在も気になるところ。しかし《サンダー・ボルト》は単純にして強力なカードである。相手の盤面を返せるカードとして採用しやすくなったのは嬉しい限り。
 《終末の騎士》は14年7月期から3年間の間1枚制限に指定されていたが、17年4月期からは2枚制限に緩和、翌シーズンにて3枚に緩和された。しかし、次期環境にて1枚制限に再指定された。今回の再指定の要因としては【オルフェゴール】での運用や《デストルドー》との組み合わせなど、その用途には枚挙に暇が無かった。
 海外環境では【闇戦士】というデッキが猛威を振るい18年12月に規制されたものの、抑止力とはならなかっため、翌月に緊急規制、それも大量に規制される事となった。そうした経緯を見ると、特に闇属性デッキにおいてエンジン役としての役割を担うこのカードが、今後次第では禁止カードに昇格する可能性もありえそう。
 最後に《ベイゴマックス》だが、同カードは17年シーズンは1枚制限に指定されていたが、18年7月期にて2枚制限に緩和。現在に至っている。《タケトンボーグ》とのセットで主に出張採用させる事が多かったが、この度の改訂で1枚制限に再指定された。召喚権を行使せずにEXM、主にX・Lへの展開など企図を図れるものが多かったが、1枚制限に再びなった事で、展開は難しくなってしまった。

準制限カード
 《ダイナマイトK》が2枚制限に緩和された事で、少しずつではあるが【真竜】は力を取り戻しつつある。
 個人的には《餅カエル》の制限緩和は危険臭がしてならないのだが、Lの関係上、リンク先の確保が必要であり手間がかかるのがマイナス。使用率の低下から緩和と相成ったが、以後の展開次第では3枚緩和になったり1枚制限に再強化されたりと流動的。
 
◆緩和カード
 今回緩和されたカードの大部分は、各デッキにおいて主力のカードや採用率が高かったカードだが、これらが3枚に緩和された事で全盛期の動作を取り戻している。


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といったところで今回はここまで。
今回は規制よりも緩和の方が多く目立った改訂かと。
標榜する〈競技性〉を感じたLRだが、リンクスを見るとそうは思えないのは何ででしょうか?


初夏以降に【Danger】ら海外勢が控える事だし、またLR関連がバタバタしそうな・・・