CHIM後半戦。
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☆3:《転生炎獣の炎虞》
☆3:《転生炎獣の超転生》
いずれも転生リンク関係の速攻魔法。
《転生炎獣の炎虞》:転生リンクで同名カードを展開するのが前提になるか。《聖域》も必要、と考えるとデメリットが痛く、そのデメリットのために相手ターンに展開する意義が薄い。
《転生炎獣の超転生》:《パイロフェニックス》を相手ターン中に展開できれば相手を一掃でき爽快。基本的には追撃やエスケープが主な手段になるか。
☆4:《海晶乙女の闘海》
展開が少々ホネだが耐性と高打点を得られるのはありがたい。しかしこのカードは除去に脆いため、フィールドを守る手段が欲しいところ。現実的なところだと《Sin スターダスト》等が候補に挙がるか。
☆7:《雙王の械》
☆5:《破械神の慟哭》
【破械】関連の魔法カードは2枚。
《雙王の械》:単純に強い1枚。
《破械神の慟哭》:破壊効果との相性は抜群。特に相手ターンで発動すると、相手は動きにくいだろう。セット時の破壊効果は共通なれど、このカードの場合は2枚目以降で破壊効果を発動する形になるか。
☆7:《再起する剣闘獣》
☆4:《団結する剣闘獣》
☆4:《剣闘排斥波》
《再起する剣闘獣》:恩恵が大きい【剣闘獣】の絶大なサポート。種族被りには注意が必要だが、戦闘破壊耐性の付与により、蘇生した《剣闘獣》Mの効果をを発動しやすくなる。さらに同カテゴリーにサーチや墓地肥やし効果を持つMもおり、それらのもたらす恩恵は絶大だろう。
《団結する剣闘獣》:一番の狙いは《エーディトル》の展開だろう。速攻魔法ゆえタイミングには注意したいが、BP中に《ガイザレス》を呼び出せば除去効果が狙える。魔法罠の除去にも留意したい。
《剣闘排斥波》:全ての【剣闘獣】関連のカードに反応するリクルートカード。これ1枚でリンクや融合に繋がる。BP以外での耐性付与は布陣破壊への防御策として有用。ただ、《剣闘獣》カードではないため、サーチが難しいのが難点か。
☆3:《アロマガーデニング》
LPが多い事を条件とする効果にも繋げやすく便利だが、サーチもろもろの効果は他のカードに任せた方がいいかもしれない。効果②はおまけと見るべきか。
☆7:《エレキカンシャ》
【エレキ】はエレキ+頭文字がキの動物や言葉で構成された雷族テーマで、主にDA成功時に様々なロックを相手に強いらせるMが多い。
効果は強烈なサーチと強烈な手札展開。《エレキングコブラ》をサーチする手段としてはかなり優秀。墓地へ送られたターンには発動できないため一歩遅れるが、効果②による強烈な展開により、《エレキングコブラ》やこのカードによるサーチを確実に力に変える。
魔法カード1枚のみだが、久方ぶりの【エレキ】サポート。高性能でパワーの底上げが期待できるが、肝心のM群はもう2押し3押し拡張が欲しいところ。
☆0:《星遺物の導く先》
イラストアドは高いが・・・
☆5:《ゴルゴネイオの呪眼》
《セレンの呪眼》のサブというところは否めないか。
☆1:《犬賞金》
サルベージは便利だが、相手デッキ次第では死に札と化しやすく、加えて戦闘破壊耐性など不安要素も存在する。発動条件と発動制限の二重苦が重く圧し掛かる。
☆5:《ご隠居の大釜》
ウマイ!(テーレッテレー
〈塵も積もれば山となる〉を体現したカード。ロックが捗れば毎ターン焼きと回復で有利に立てる。
☆1:《霊子もつれ》
2世代前に出ていれば除去手段としてなり得たかもしれない。
☆1:《オールド・マインド》
種類が合うカードがあればランダムハンデスに持ち込める。しかし相手の手に渡るので枚数的にはディスアドになるが、相手も相手で手札に渡ったら鬱陶しく感じるだろう。
<s>当然の事ながら、グールズ注意。</s>
・寸評
軒並み低評価が相次いだ印象。カテゴリー系以外の低評価が特に目立つ。
☆0:《海晶乙女雪花》
☆0:《海晶乙女瀑布》
・《海晶乙女雪花》
【マリンセス】版《ヒーロー・シグナル》・・・といった帰来だが、効果耐性を得てまで展開するかって云うと少々怪しい。
・《海晶乙女瀑布》
【マリンセス】版《強制脱出装置》・・・といった帰来だが、エスケープ手段やコンバットトリックの手段としては周りの《マリンセス》カードの関係で想像が付きにくい。
☆4:《破械唱導》
☆4:《破械雙極》
いずれのカードも効果②がメインとなりそうな挙動の罠サポート。
《唱導》は2:1交換の除去カードだが、工夫次第では、アド損の回復どころかアド徳になる1枚。
方や《雙極》は展開力に長けた1枚。破壊手段があれば、擬似リクルート魔法に早変わりする。《雙王の械》でサーチできる事もあり、用意しておく価値はあるかと。
☆4:《猛進する剣闘獣》
☆2:《剣闘海戦》
・《猛進する剣闘獣》
切り返し手段というよりは、《ガイザレス》による除去からの牽制手段、という感じになるか。フリーチェーンの除去だが対象効果ゆえ耐性持ちが気になるが・・・
・《剣闘海戦》
コンバットトリックは守備力を参照するため、守備力が低いとバフが心許ない、強制攻撃も守備表示がいるなどして不発に終わる危険があるなど、不安要素も拭いきれない。面白い挙動だが、罠ゆえの悲しさを背負う。
☆1:《タキオン・ギャラクシースパイラル》
無敵化したところで『ほーん、で?』ってなるのが悲しいところ。
☆4:《恵みの風》
状況に応じて使い分けられる回復カード。
☆4:《創星改帰》
よもやの回帰エンド・・・?
罠ゆえ一歩遅い感があるのは否めないが、デッキからのコールは心強い。
☆1:《超整地破砕》
効果①は自爆特攻や自壊をトリガーに発動していきたいが、肝心のサーチ先があまり効果の大きいカードではないのが気になるところ。
☆2:《のどかな埋葬》
デチューンされた《おろかな埋葬》といったところ。
☆1:《心太砲式》
攻撃反応型の除去罠の需要が見出しづらい今、このカードはそれらへの救世主になりうるだろうか?
☆1:《ソウル・レヴィ》
墓地参照効果を多用するデッキが相手の場合、相手をサポートしてしまう。デッキ破壊をしようにも相手依存であり、加えて枚数制限や相手デッキの構成読みなど、不安要素は目白押し。
☆4:《ドカンポリン》
用途としては指定先へのM展開に対する牽制。
特にリンク等EXMの展開に対してかなりの抑止力が期待できる。その他、《壊獣》M等、相手Mをリリースして展開するMを指定先に展開して、など様々な用途が可能。罠ゆえ展開は遅いが、可能性に秘めたカードかと。
・寸評
こちらも低評価が相次いだ。っつーか、今回は魔法罠があまりパッとしないか・・・?
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といったところで今回はここまで。
面白いカードが目白押しだが、様相としては《I:Pマスカレーナ》くじになりそうな・・・?