Ange.le mort's Guild

遊戯王とCOJ、時々東方とDTM

【遊戯王】DBMF雑感

本日の題目:DBMF雑感
全リスト判明したので、DBMFの雑感やります。
効果は書かないので各自調達の方向で。

※記載漏れ等ありましたら指摘願います。ネタバレ注意。


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☆7:《斬機シグマ》
☆6:《斬機ナブラ》
☆5:《斬機アディオン》
☆5:《斬機サブトラ》
☆6:《斬機マルチプライヤー》
☆3:《斬機ディヴィジョン》
☆5:《炎斬機マグマ》
☆6:《炎斬機ファイナルシグマ》
☆6:《塊斬機ラプラシアン
 【斬機】はサイバース族テーマ。元ネタは数学。

・《斬機シグマ》
 手軽に展開できるのは魅力だが、その代わり制約が発生する。カテゴリー内では《斬機》X・Sへの展開を狙う形になるか。あるいは《コード・トーカー》MなどのサイバースLを狙ってもいいだろう。除外が気になる場合はXへの企図を図る事で、除外を防ぐ事が出来る。

・《斬機ナブラ》
 展開次第では1キルへの道も見えてくる。

・《斬機アディオン》
 緩やかな条件で展開できる。《シグマ》と同様制約が付くが、同種族のデッキならさほど気にはならないだろう。足し算の関係で、状況次第では相手Mを強化してしまうのは気になる。

・《斬機サブトラ》
 基本的な使い方は《アディオン》と同じ。こちらは引き算の関係で打点が下がるが、自分に充てた場合は素材化で回避でき、相手に撃った場合は撃ち得になるだろう。

・《斬機マルチプライヤー》
 《ファイナルシグマ》の展開に際しては重要な位置付けとなるだろうカード。《ナブラ》との組み合わせで強烈な打点のSyMが誕生し、それが連撃で飛んでくるというトンデモ事態となる。《オネスト》など返しが怖いが、状況次第では相手のLPは風前の灯となる。

・《斬機ディヴィジョン》
 こちらは《斬機》XMの展開サポートとなる1枚。効果①はL2以下のサイバースLの力を借りればいい感じになる。しかし手札と墓地双方にサイバース族☆4Mが必要なため、状況次第では怪しくなる。割り算をする関係で戦闘補正能力は高いのだが、ちと癖が強い印象。

・《炎斬機マグマ》
 自身がSチューナーである事から☆4Mがいれば《ファイナルシグマ》へ繋げられる。あるいは《ナブラ》を併用しての展開になるか。戦闘を介せど2枚破壊は中々に強烈。しかし元の打点はパッとしないため、バフも必要になってくるか。《ファイナルシグマ》への中継役の印象はあれど、単体運用も問題なくいける。

・《炎斬機ファイナルシグマ》
 完全耐性に加え、打点も申し分ない切り札の1枚。《ナブラ》や《マルチプライヤー》と併用すれば致死量のダメージを相手に与える暴力の塊と化す。破壊されてもサーチが利くのでリカバリーも容易。《方程式》をサーチすれば、バニラ化するが高打点のMとして運用できる。

・《塊斬機ラプラシアン
 X版《トリシューラ》の趣がある《斬機》XM。《ショック・ルーラー》が禁止カードに指定されて以降、有望株が少なかった汎用4×3に久々の大型新人が登場した印象。

☆6:《斬機方程式》
 シンプルに使いやすい蘇生魔法。さらに攻撃力アップのおまけ付き。

☆3:《斬機刀ナユタ》
 《マルチプライヤー》など相手MにデバフするMとの相性が良い。

☆4:《斬機超階乗》
 !で表す階乗。4!なら「4×3×2×1」となる。しかし階乗が出る問題って、『お前驚きすぎだろ』って突っ込みたくなるような文面してるよね・・・
 これ1枚でSもしくはXへ繋げる強烈なカード。しかしそのためには墓地肥やしは必要で、それがあまり得意でない【斬機】においては、真価を発揮するのは中盤以降になりそう。もしも《斬機》FMが次以降に出たら、《未来融合》でワンチャンあるのだが・・・

☆4:《斬機帰納法
 バフと除去という二律背反のカード。除去方面はフリーチェーンで使えるのがありがたい。

・寸評
 煮詰まれば《ダークフルード》込みの展開が出来そうな気がする。サイバースは《マイニング》を始めサポートが豊富なので、展開に展開を重ねて盤面を制圧する挙動が可能になりそう。


☆7:《ドラゴンメイド・ナサリー》
☆4:《ドラゴンメイド・エルデ》
☆7:《ドラゴンメイド・ラドリー》
☆4:《ドラゴンメイド・フルス》
☆7:《ドラゴンメイド・ティルル》
☆4:《ドラゴンメイド・フランメ》
☆7:《ドラゴンメイド・パルラ》
☆4:《ドラゴンメイド・ルフト》
☆7:《ドラゴンメイド・ハスキー》
 メイドラゴンよろしくドラゴン+メイドのメンバーが揃った【ドラゴンメイド】。伝承では「龍人」と呼ばれる獣人(伝説の生物)の一種で、ドラゴン(龍)に変身させられた乙女あるいは半龍半人の姿の乙女を指す。
 テーマとしては人間体のレベル+5がドラゴン体のレベルとなっており、手札誘発よろしく入れ替えて戦うのが個性となっている。
 レビューにおいては、形態ごとにレビューを行う。

・《ドラゴンメイド・ナサリー》
・《ドラゴンメイド・エルデ》
 ナースメイド。
 対応は2⇔7。いわゆる釣り上げ効果であり、これによってEXMへの企図を図れる。釣り上げ時の制約が無いため、《ドラゴンメイド》人間体の効果を発動しやすい。《ラドリー》を釣り上げれば墓地肥やし、《パルラ》を釣り上げれば《お心づくし》などの魔法罠カードを墓地へ送るなど、幅広い動作が可能。
 方やドラゴン体は効果②③が共通効果となっている。挙動的に《ハスキー》がいる事が前提だが、融合を多用するデッキでもいかんなく発揮できる。しかし効果耐性はFMが場持ち出来てこそなので、不安定感が漂う。
 《エルデ》は自身を切っての人間体SS。展開したMに制約は発生しないので、状況に応じて立ち回る事で相手への牽制は出来そうだ。効果③は、基本的に《ナサリー》⇔《エルデ》と入れ替える。同レベルに《ラドリー》《フルス》がいるので、そちらへの入れ替えも出来る。

・《ドラゴンメイド・ラドリー》
・《ドラゴンメイド・フルス》
 ランドリーメイド。
 対応は2⇔7。挙動は《カードガンナー》や《ライトロード》Mに近い。《ドラゴンメイド》Mは総じて墓地活用しやすく、《ナサリー》の釣り上げ効果や《ハスキー》の蘇生効果に繋がる他、同カテゴリー以外でも墓地を参照に展開するMの手助けになってくれる。
 ドラゴン体となる《フルス》は、自分・相手墓地のカードをデッキに帰還させる効果。デッキ帰還は便利だが、相手ターンでの発動ができないのが痛く、相手墓地を参照に発動する効果への牽制が出来ないのがツライ。効果③は《ナサリー》と同じ。

・《ドラゴンメイド・ティルル》
・《ドラゴンメイド・フランメ》
 スティルルームメイド。( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!
 対応は3⇔8。手札交換によって墓地肥やしが行える。基本はサーチしたカードをそのまま墓地へ送るか、人間体をサーチしドラゴン体を墓地へ送る、といった動作になる。
 ドラゴン体は、こと戦闘においては打点増強によって戦線を有利に立たせる。ドラゴン体であれば40~50まで上がるので、打点面ではそうそう負けないだろう。但し、《オネスト》などには注意が必要。
 効果③は《ティルル》⇔《フランメ》と入れ替えるのが基本だが、同レベルに《パルラ》《ルフト》がいるので、そちらへの入れ替えも可能。

・《ドラゴンメイド・パルラ》
・《ドラゴンメイド・ルフト》
 パーラーメイド。
 対応は3⇔8。ドラゴンメイド版《ラヴァルバル・チェイン》と云えば判りやすいか。特に《お召し替え》を墓地に送り、このカードをバウンスすれば、即座に《お召し替え》をサーチが可能になる。ピンポイントでの墓地肥やしという点においては《ティルル》と双璧を成すかと。
 ドラゴン体となる《ルフト》は効果封じだが、相手ターンでの発動ができず、加えて対象効果なので対象効果耐性持ちがいると厳しい。自身の効果を止められる危険性もある。云わば相手自陣に攻めやすくするための効果といえる。

・《ドラゴンメイド・ハスキー》
 ハウスキーパー
 素材は緩く、同カテゴリーはドラゴン族揃いなので、事実上《ドラゴンメイド》M2体で融合可能。加えて専用融合である《お召し替え》に強力なサルベージ効果を持つのもありがたい。
 効果は墓地に《ドラゴンメイド》Mが多ければ多いほど威力を発揮する。効果①は自陣に他の《ドラゴンメイド》Mが要るが、さらなる展開が可能。続く効果②は発動制限が無いのでガシガシ除去できる。しかし対象効果ゆえ(ry

☆5:《ドラゴンメイドのお心づくし》
 これ1枚で変化の準備が整う。

☆3:《ドラゴンメイドのお出迎え》
 効果①のパンプアップは最大で600アップするが、もう一声欲しいところ。
 効果②は《ナサリー》や《ハスキー》で条件を満たせる。しかしサルベージ対象は限られるかと。
 最後に効果③は、相手ターンで事前に除去されればワンチャンある程度。M除去が専ら痛い要素であり、特に人間体に破壊効果が向けられるのは避けたいところ。

☆5:《ドラゴンメイドのお召し替え》
 《パルラ》の一連の動作でサーチが成立するだけでも強力といえる。しかし《パルラ》を常に展開できるかは相手の動作次第という要素があり、加えて除外という天敵も存在する点に留意したい。
 《パルラ》以外では《ラドリー》の墓地肥やしに頼るしかなく、NSを行使するので、現状では有効なコンボかは不明。《龍の鏡》で《ハスキー》を出す選択肢もあるが、カテゴリーに関しては将来性は高いかと。

☆4:《ドラゴンメイド・リラクゼーション》
 万能サーチに加え、回避能力がある。罠ゆえの悲しさを背負うが、発動した1つの効果で《ドラゴンメイド》Mを除去から守れる点は好印象といえる。

・寸評
 人間体の評価が全員☆7なのは、メイドにバズッたから。
 墓地肥やしをすればするほど、威力を発揮するカテゴリー。一番の天敵は除外かと。


☆6:《光の王 マルデル》
☆4:《剣の王 フローディ》
☆2:《鉄の王 ドヴェルグス》
☆5:《炎の王 ナグルファー》
☆4:《氷の王 ニードヘッグ》
☆5:《死の王 ヘル》
☆0:《永の王 オルムガンド》
 【ジェネレイド】は全員が☆9Mで構成されたカテゴリーであり、《ジェネレイド》Mもしくは各々の種族のサポートに特化したテーマとなっている。元ネタは北欧神話に登場する【王】。

・《光の王 マルデル》
 【ジェネレイド】においてはサーチ役として大車輪の活躍が見込める。種族的にも恵まれ、主に《ローンファイア・ブロッサム》でのサーチや蘇生手段の豊富さで連続的に展開できる。挙動としては先陣を切り、《王の舞台》をセッティングしたいところ。

・《剣の王 フローディ》
 《王の舞台》影響下ではトークンを利用する事で相手への牽制が出来るが、除去した分、相手にドローを与えてしまうのはカテゴリー上、致し方ない。ドローを与える事で、手札誘発を引き込む危険性もあるだろう。逆に云えば、相手にドローさせる事と他のカードを組み合わせた戦法ができる、という事。具体的には《便乗》とか《グリード》とか・・・

・《鉄の王 ドヴェルグス》
 手札に抱えている事故札の処理には打ってつけ。しかし、似たような効果で蘇生が行える《ヘル》に分があるように思える。

・《炎の王 ナグルファー》
 《真炎の爆発》対応の《ジェネレイド》M。破壊効果に対して身代わりで対処できる。大量除去に対して、このカード1枚でいなせるのは魅力であり、《真炎の爆発》を使用するデッキにおいても被害を軽減してくれる。打点も高く、汎用性が高いカードかと。

・《氷の王 ニードヘッグ》
 SSに対する牽制が強く、使い勝手がいい。自身をリリースすれば《ライオウ》よろしく立ち回れる。リリースに関しては、《王の舞台》が機能していればなんとかなる。

・《死の王 ヘル》
 《マルデル》との相性がいい。また、フィールドを使用する関係上、フィールドを参照するカードとの組み合わせも思案できる。自身の種族から、《ドーハスーラ》との相性が良く、出張の余地有り。

・《永の王 オルムガンド》
 《V.F.D.》という強力なライバルに立場を奪われがち。

☆6:《王の舞台》
 これ無しには始まらない【ジェネレイド】の要。

☆5:《王の試練》
 《王の舞台》をサーチできるのが大きい。ただ2種類サーチできるとはいえ、現状では《王の舞台》と《王の襲来》以外にサーチできるカードがほぼ無い状態と云っていい。そうした不安要素を吹き飛ばす魔法罠カードが出れば解決できるかもしれない。

☆0:《王の報酬》
 差し引きのバランスがどうたら以前の問題。これでは食指が伸びないのでは?

☆5:《王の襲来》
 相手ドローに反応する《ジェネレイド》Mの、さらなる展開をサポートしてくれる1枚。《王の舞台》のリクルート効果には発動制限が無いため、連続リクルートが可能となる。《王の試練》と並ぶアクセス役として、大車輪の活躍が見込めるかも。

☆0:《王の支配》
 普通にカウンターした方が、まだ建設的。

☆0:《王の憤激》
 トークンを利用してX素材の充填をしないとアド損になる危険も。基本は《V.F.D.》ら★9Xに充てる事だが、リリース量など必要経費が段違いに重い。

・寸評
 1カテゴリーで☆0のカードが4枚も出るとは思わなかった。面白い動きをするテーマなのだが・・・


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といった所で、今回はここまで。
ここ最近は月1でパックやらSDやらが出るから、忙しくなった身としては追いつかぬ状態・・・