Ange.le mort's Guild

遊戯王とCOJ、時々東方とDTM

【遊戯王】1910期環境予想

ネタ抜きで1910期の環境を予測しましょう。
環境の読める人間ではありませんが、今ある情報から自分なりの答えを出してみたいと思います。

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×【ドラゴンリンク】
 今回の改訂で、軒並み関連パーツが禁止・あるいは制限を受けているため、挙動の大部分に支障が生じたのは云うまでもないだろう。
 しかし、これで完全に止まったかというとそうではない。というのも、《ガンブラー》は無傷、《セイファート》がいる、さらにはEXデッキから呼び出せる《エルピィ》もいるしで、挙動としては鈍るものの、〈手を変え品を変え〉という奴で、形を変えて生き延びる可能性があるためだ。
 環境予想では×評価にしているが、環境としては、関連パーツが規制されても、新たなルートが構築されれば、まだ環境に留まる可能性も有るので、非常に流動的。

◎【転生炎獣】
 《レディ・デバッガー》が2枚制限ながら、1期で緩和されたので、今後はさらにその勢力を伸ばすと予想される。その反面、EP19で手札誘発が多数増えた事から、今後は相手の手札に、より注視しなければならないだろう。

◎【未界域】
 《スカルデット》の1枚制限が、どこまで影響を及ぼすか。
 効果による大量展開+ドローを得意としているが、反面、メタ方面で劣勢を強いられる場面が多々有るかと。テーマとしてではなく、《ネッシー》《ジャッカロープ》《ツチノコ》の3枚体勢による派遣が最も多く見受けられると予想。この3枚が加わるだけで、ドロー能力は飛躍的に向上する。

◎【メタビート】
 どこまで相手の動作をより速くメタれるかがポイント。
 既存の手札誘発に加え、EP19で新たに登場した手札誘発、さらに展開に対して睨みを利かせるカードと、相手の動作をこれでもか、と封殺できれば勝機が見えてくる。反面、メタできない場面では少々厳しいか。

◎【オルターガイスト】
◎【サンダー・ドラゴン】
◎【閃刀姫】
 この3つも引き続き環境に留まると予想。《ニビル》など手札誘発の存在は気になるが、上位に食い込む力は維持されている。

?【新テーマ】
 VRAINSが9月末の放送で打ち切りになった影響で、来年の4月までアニメ発のテーマが出なくなる事が予想される。IGASでは【イグニスター】が登場。その他、新規カテゴリーの登場や旧テーマの強化など目白押しだが、こと環境となると、その実力は未知数。

○【オルフェゴール】
 大量展開による盤面制圧を得意とするデッキだが、その大量展開に対して強烈に牽制する《ニビル》の登場が気がかり。逆に云えば、手札誘発による妨害が飛んでこなければ、先行布陣は決まりやすい。

○【ペンデュラム】
 【EM魔術師】や【セフィラ】がその筆頭として、引き続き環境に留まると予想。

○【サブテラー】
 【メタビート】の一角として、引き続き環境に留まると予想。

△【ドラゴンメイド】
 誰を軸にするかで立ち回りが変わりそうなテーマと、個人的に感じる。応用が利くテーマなので工夫しやすく、融合以外にX・L・Sを絡めるなど、幅広く構築できる。
 中でもX軸の場合は、8か7かで立ち回りが変わると思う。というのも、7だと《ギャラクシー・トマホーク》や《ドラゴサック》の存在からトークンを絡めたリンク大量展開が可能だし、8だと展開したXMによっては《セブン・シンズ》への企図を図れる。
 【未界域】もいるので、懸案はある程度解消されるだろうが、メタ方面に手札誘発が増えたのは気がかり。特に《ニビル》の存在は、他カテゴリーと混ぜる場合の懸念材料になりうる。

△【叢雲ダイーザ】
 《ダ・イーザ》によるワンショットが決まるかどうかにかかっていると云える。
 というのも、除外を多く行う関係で《ダ・イーザ》が全て除外されると拙い。《叢雲遠呂智》による牽制も、やりすぎるとデッキ切れの懸念がある。そう考えると《ダ・イーザ》を1枚でも機能できればこちらの勝ち、妨害されればこちらの負け、というシンプルな構図となる。
 裏側除外のため救済策は《ネクロフェイス》に頼らざるを得ないが、自身を裏側除外される事や《ダ・イーザ》の弱体化を招くため、あまり有効ではないかと。


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といったところで、今回はここまで。
とりあえず自分の知りうる限りではこれらのデッキが有力。

群雄割拠の環境は堅持されてるが、それでもヘイトは溜まるし文句は出るだろうな・・・