Ange.le mort's Guild

遊戯王とCOJ、時々東方とDTM

【COJ】v2.1EX雑感

本日の題目:COJ
6月15日付でCOJの新バージョンが稼動されました。
そこで今回は、新カードについての雑感をしようと思います。
遊戯王の雑感と違い、こちらでは気になったカード重点で。
効果は書かないので各自調達の方向で。
※ネタバレ注意


※表記
U:ユニット
T:トリガー
I:インターセプト
TZ:トリガーゾーン
SS:特殊召喚
CU:クロックアップ
CD:クロックダウン
OC:オーバークロック
PA:プレイヤーアタック
M:モンスター


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エラッタについて
ジョーカー
今回のパラ調整で明暗が分かれそうなのがちらほら・・・
そして新たに『特大』が登場。これは体感的にはゲージ量90%ぐらいかと。

・赤系統へのエラッタ
鳳凰》を筆頭に《ウイルス・焔》を生成するユニットへの懲罰調整とも云えるエラッタ
相対的に《ミューズ》ら秩序の盾持ちのユニットが強化される事に。
鳳凰》は経緯が経緯だしアレだが―――

・《聖少女ブリギッド》
2CP以上に効果適用となった事で、《サイクロプス》とのコンボが不可になった。
これに関しては単純な下方修正でないのが面白いところであり、1CPユニット→進化ユニットという流れが作りやすくなった他、従来どおり除去をトリガーとするユニットとの組み合わせなど、立ち回りには枚挙に暇が無い。
カードそのものの可能性を狭めない調整は好印象。

・紫へのエラッタ
《ムーンリターナーかぐや》のエラッタによって紫全般が打撃を被った形に。
特に大打撃を被ったのは【イシス珍獣】などデッキを回転するタイプの紫デッキだと思う。頻繁にゲージを消費するタイプの紫デッキはそれほど、と言いたいがそう言い切れんのも・・・
全体的にゲージが溜めにくくなったし、《ニードルレイン》のエラッタでコンボが狙えなくなったのもツライ。当面は《彼岸のメイカ》《ネフティス》らフィールドに出る事でゲージを溜められるカードに頼る形になるか。
《ルシファー》もエラッタにより弱体化したし、紫はここからが正念場か?

◇ユニット
・赤
《武踏のエイラ》
全体4000バーンか1LPダメか選択を迫られる。盤面によっては4000ダメを選ぶとえらい事になる。
攻撃時単体2000バーンも地味に鬱陶しい。ブロックによる盤面の空きを作ると、これまたえらい事に。

魔界王子マモン》
バーン効果は自身も含めるので最大ダメージは10000。
これに加えてトリガーロスト+トリガーセットと、効果はまさに全部乗せといった具合。


・黄
《ピヨビルダー》
巨人デッキにおけるサーチャーに加え、黄単における先攻担当の候補。
サーチ先に《エンジェルビルダー》を含む事も侮れない存在となっている。

《光翼神ホルス》
遊戯王における《ホルス》は強烈な魔法メタを持つM。段階的にレベルアップするMで、LV8に進化すると一切の魔法を受け付けない強力なMと化す。
さてこちらの《ホルス》は、これまた全部乗せといった感じの効果。

場に出すと「即時に攻撃」。《ミューズ》に阻害されないのが強みだが、付与されている次元干渉はコスト3の制限付き。CP2以下のユニットがいると、返しによっては返り討ちに遭うリスクも。

OC効果。これは消滅版《角端》といった具合。さらにLv3にORしていると、即時攻撃効果とOCの基本仕様によりもう1回殴れるという寸法。

CP制限。青以外の大体のリセットカードに刺さる。加護を付与するユニットと組み合わせれば強固な布陣の出来上がり。

ここまで来るとCP2以下の中型ユニットを立てたい所だが、同色には《インドラ》がいる。あちらが立てばこちらが立たぬとはこの事になるだろうか。


・青
《魔導教師レイナ》
今回のπ担当。
選略効果持ちで、やる事はサポーター効果へのメタ。BP変動カードへのメタファーでもあり、全体でBPアップがなされたら〆たもの。

《傀儡士エド
レアリティはRながら、その効果は優秀。レベル+2効果は属性に制限が無いため、フィールドでOCしたら発動するユニットやLvに応じて強化されるユニットを組み合わせて盤面を構築していきたい。
しかしユニットをLv3にする、というのはかなりのリスクを伴う。というのも同色にLv2以上のユニットを破壊するユニットが複数おり、これらを出されると壊滅する。《イザナミ》に至ってはLPダメージのおまけつき。
タッチで搭載していたり、同色対決の際には、これらに留意するべき。

《冥界神オシリス
オシリス》は遊戯王においては《ラー》《オベリスク》と並んで「三幻神」の一角であり、つまるところイメージとしてはそっちの方が強すぎる。

同属性のユニットを釣り上げる効果。その効果で釣り上げたユニットをLv3にする。釣り上げ対象はデッキ内容にもよるが、フィールドでOCしたら効果が発動するユニットを釣り上げたいところ。
デスカウンターに関しては、そのユニットの寿命と思って差し支えないと思う。

v2.1系はエジプト関連のカードを多く輩出するつもりなんだろうか?《ラー》《オシリス》とくれば、次は《オベリスク》だが果たして。


・緑
《魔宮のアクエリアス
2CPと引き換えに2ドロー。3CP時に軽減で出す、4CP時に出す、一か八かの場面、と、ドローを選んだ場合の状況には枚挙に暇が無い。
《アルラウネ》のCP減少効果よりも先に2ドローするかしないかを選べるので、使うならまずはここから。

《日輪刀のハヅキ
待望の戦士サーチャー。しかも戦士ユニットに秩序の盾を付与する。
《星輝神ヌト》と組み合わせるとえぐい事になりそう。


・紫
《秘剣の般若》
紫ゲージの溜まり具合次第だが、最大で5000のダメージ。しかし侍デッキにおける除去役としては《泰山の侍》という強力なライバルがいる。
紫タッチでブーストをかければ《泰山の侍》との2枚看板で除去れるか?

《ネフティス》
遊戯王における《ネフティス》は効果破壊すると不死鳥よろしく甦り、相手の魔法罠を全壊していく。
さてこちら。《ムーンリターナーかぐや》亡き今、最序盤~序盤のゲージブースターとしては《彼岸のメイカ》という最有力候補がおり、効果からして彼女との2枚看板を狙えそう。2つ目の効果によりゲージをブーストしつつ、進化ユニットをサーチする。
今の環境では《サリエル》《ラダマンティス》《リリス》《ハーピィ》らが有力。

《海賊王女シャーロッテ》
イラストアドはかなり高い。
効果はというとゲージブーストかジョーカーゲージ操作の2択。①は《ムーンリターナーかぐや》がエラッタで弱体化したとはいえ、序盤のゲージブーストには《彼岸のメイカ》を始めライバル多数。
②のジョーカーゲージ操作は《ネメシス》などのジョーカーゲージ操作カードの動向を見るに、せっかく発動を遅らせてもPAを通したら何の意味も無い訳で、相手方のジョーカーレベルによってはダウン値分ゲージを下げても、攻撃したら帳消しになるリスクが出る。
選略効果に際しては状況に応じて使い分ける感じで、ゲージを溜めたい時は①、ジョーカーの発動を遅らせたい時は②といった感じか。
ジョーカーゲージといえば2つ目の効果が地味に鬱陶しかったりする。アップ値はたった5%だが、この5%が戦局を左右したりして・・・

◇トリガー
《底なしの流砂》
遊戯王にも流砂に関するカードが出ているが、あちらは手札枚数の維持が大変な除去カード。
方やCOJにおける流砂は、同名カードを除去するTであり、ピンポイントで相手の動力源を撃ち抜くと、それだけでも相手は歯軋り不可避。

《ハニートラップ》
イムリーすぎるやろ!

《パーフェクトテリトリー》
【防御禁止】というデメリットが痛いが、ターン終了時まで自陣ユニット1体を無敵化する。
デメリットのため戦闘には不向きだが、除去・除外・焼きには確実に耐えられる(自分も守れるとは言ってない)。

インターセプト
・無色
《ソロ活動》
人気の無くなったアイドルは脱ぐしかないんやで?(ゲス顔

《エクストリーム・サモン》
遊戯王で云う《地獄の暴走召喚》のような同名同時展開カードだが、こちらの場合は自分だけ。
《地獄の暴走召喚》の場合、フィールドがMで埋まっている場合は墓地へ送られるが、こちらの場合はどうなるだろうか?

・4色
《アシッドストーム》
リリス》の効果で直挿しをしないと活かしづらい気が。

《黄金色の世界》
《テイアー》ら相手布陣にウイルスを生成するユニットで水増しが出来る。

《虚無の現身》
こちらの場合は自陣にウイルスを生成するユニットによる水増しが狙える。

《野生のカン》
狙うなら4CP以上、と行きたい所だが、加護持ちがいると何も出来ない。

・紫
ヴィランズ・オンスロート
《ニードルレイン》は加護持ちを倒すから強かったのよ・・・

《混沌の翼》
紫との混色デッキで使ってね、といわんばかりの性能。
混ぜてるカラーにもよるが、進化ユニットを引っ張ってこれるだけでなくコストを1下げる効果もかなり有用。


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と、いったところで今回はここまで。

v2.0EX1以降続いていたインフレと高速化に対して抜本的改革を行った結果、秩序の盾持ちのユニットで止まるという状況に。
数多ある除去カードや沈黙付与のカードでいかに秩序の盾持ちを攻略するかが、新環境の大きな鍵になったりして。