Ange.le mort's Guild

遊戯王とCOJ、時々東方とDTM

【遊戯王】SAST雑感・魔法罠編

SAST後半戦。

 


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☆3:《フュージョン・オブ・ファイア》
 現状《ヴァイオレットキマイラ》専用。相手を巻き込むのは便利だが、現状を考えると《超融合》に汎用性で大きく劣る。

☆3:《トリックスター・ライブステージ》
☆2:《トリックスターフュージョン
 デッキサーチの《ライトステージ》対し《ライブステージ》はサルベージ。メインとなるのは効果②③で生成されるトークンであり、これを駆使する事でリンクへの補助ができる。
 方や《トリックスターフュージョン》は今後《トリックスター》FMが増えない事には何ともいえない状態。だが、効果②が墓地発動によるサルベージと優秀。優秀な融合体が出れば評価は高まる可能性はある。

☆7:《ネオス・フュージョン
 何より《レインボー・ネオス》を出せるのが強烈。但し、素材に《N》Mを2体要する〈トリプルコンタクト〉や《コスモ・ネオス》を出せない点に注意。

☆1:《守護竜の結界》
☆5:《星遺物の守護竜》
 《守護竜の結界》はLMを大量展開しないことには強化は望めないので効果②に光明を見出したいところ。しかし通常Mを墓地へ送る効果は《竜の霊廟》で間に合っている。総じて今一歩感が強いカードかと。
 方や《星遺物の守護竜》は《守護竜》LMの移動に便利。速攻魔法などの除去には弱いが、即座に蘇生できるカードはかなり優秀。サルベージは召喚誘発で効果が発動するMに充てると便利。ドラゴン族下級Mを強力にサポートする1枚。

☆5:《逢華妖麗譚-不知火語》
☆4:《不知火流 伝承の陣》
 《逢華妖麗譚》は相手Mを求めるとはいえ、デッキからのコールと展開の加速を担う効果は【不知火】においては強力な1枚となる。手札コストも召喚制限も、同じアンデッドなら気にはならないだろう。
 方や《伝承の陣》は《隠者》と組み合わせてこそ真価が発揮される1枚。効果②はいずれの効果も【不知火】においては強力に作用するだろう。

☆4:《魔神儀の祝誕》
 全てのRMを出せる万能カードだが、素材には《魔神儀》Mに限定される。
 現状《魔神儀》Mは効果Mが3~6まで出ているので組み合わせ的には6~10までを網羅している(《ペンシルベル》×2で☆6儀式)。そして効果②が強力であり、強引に《魔神儀》Mをリクルートした上で儀式魔法である自身を再利用できるのも大きい。

☆2:《ユニゾン・チューン》
 レベル変動とチューナー化によりSを阻害する挙動なのだが、リンクには効果が薄い。特にチューナー化は《ハリファイバー》の呼び水となり、更なる展開を許す危険も。
 除外にしても《墓穴の指名者》の方が汎用性が高い。総じて器用貧乏な印象。

☆6:《強欲で金満な壺》
 EXデッキに依存しないデッキならば余裕で複数枚積みたいカード。デメリットを考えると他のドローソースとの兼ね合いもあるので吟味が必要か。

☆2:《土俵間際》
 ライフゲームを要求される事と、ノーダメージ化のデメリットがツライかと。【チェーンバーン】の新たな一手として考える場合、チェーンの組み方に悩まされる。もちろん、相手Mの攻撃力にも左右される。

☆2:《大胆無敵》
 キュアするごとに焼く《ビッグバンガール》との相性は抜群。しかし回復量は300とやや微弱で、戦闘破壊耐性が付与される条件となる10000以上も、遠い数字の割りに恩恵は今一つといった具合。
 今時【キュアバーン】、といった印象が強く、回復で効果を発揮する【アロマ】に採用しようにも・・・といった具合。いっその事、ライフ差で1ショットを狙う等の企図を狙うべき?

☆1:《サモンオーバー》
 お互いSSによる大量展開への牽制を行うカード。しかし6つ溜めるまでが大変であり、さらには除去に滅法脆い。かといってNSに重点を置くと相手依存になるしで、あちらが立てば・・・という印象が強いカードと云えるか。
 やりたい事は判るが・・・

・寸評
 この中では《ネオス・フュージョン》と《強欲で金満な壺》が魔法における目玉カードという印象を受ける。


☆5:《NEXT》
 効果は強力なれど、重い縛りのためFSが出来ない状況だと盾にしかならないだろう。墓地にカードを要求するので最序盤で使うのは難しそう。一応《未来融合》で《ゴッド・ネオス》を指定すれば最序盤でもいけるが・・・

☆3:《守護竜の核醒》
☆5:《崩界の守護竜》
 《守護竜の核醒》は何度でも使えるドラゴン族通常Mの展開パーツだが、手札消費が荒く補充が欲しいところ。
 《崩界の守護竜》はドラゴン族専用の《ゴッドバードアタック》。対象効果ゆえ耐性持ちに脆いが、それでもドラゴン全体が汎用的に使えるパワーカードというのは、それだけで存在に価値があるだろう。【聖刻】における除去パーツとして期待が持てる。

☆3:《不知火流 才華の陣》
☆5:《逢魔ノ刻》
 《才華の陣》の効果①は《ミイラの呼び声》との兼ね合いがあり、除外に活路を見出したいところ。効果②は《おろかな副葬》で墓地へ送る必要がいる。
 《逢魔ノ刻》は【不知火】に陣取るが性能は完全に汎用カード。蘇生先的に、対象はEXMorSSMになるか。相手からも蘇生できるので相手の蘇生効果を狙い撃つと軽くヘヴン状態になる。

☆1:《オルフェゴール・リリース》
 縛りと重さから考えると、多数いるライバルに食い込めるかというと・・・

☆5:《サブテラーの継承》
 いずれの効果もリバースMとの相性が良く、各属性のリバーステーマへの派遣も企図できる。

☆3:《闇の増産工場》
 単純な手札交換カードとしては有能だが・・・うーん。

☆2:《魔女の一撃》
 性能は強力だがいかんせん決まりづらい印象。〈魔神の金槌〉というよりは〈つのドリル〉などの低命中率・一撃必殺技、といった感じか。

☆2:《ロスタイム》
 ワンショットなどで大量ダメージを受けた際の回復手段だが、状況によっては腐ってしまうし、相手LPの動向に左右される。総じて特殊勝利を狙うデッキでの運用が主となるか。

・寸評
 同族テーマや他テーマへの運用という企図が見出せる一方で、扱い方を思案するカードがちらほら。


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といったところで今回はここまで。
旧テーマの強化が著しいが、果たしてどこまで伸びるだろうか?