Ange.le mort's Guild

遊戯王とCOJ、時々東方とDTM

【遊戯王】1710期LR雑感

題目:1710期LR

・2017年10月リミットレギュレーション
禁止
真竜剣皇マスターP
ドラゴニックD

制限
同族感染ウィルス
召喚師アレイスター
真竜拳士ダイナマイトK
魂喰いオヴィラプター
ベビケラサウルス
ABC-ドラゴン・バスター
源竜星-ボウテンコウ
テラ・フォーミング
グリモの魔導書
真竜の継承
真竜皇の復活
トリックスター・リンカーネイション

準制限
召喚僧サモンプリースト
WW-アイス・ベル
増殖するG
貪欲な壺
未来融合-フューチャー・フュージョン
化石調査

無制限
EMペンデュラム・マジシャン
黒き森のウィッチ
彼岸の悪鬼 スカラマリオン
レスキューキャット
異次元からの埋葬
炎舞-「天キ」
儀式の準備
機殻の生け贄
真帝王領域
揺れる眼差し
竜の渓谷


続きからでは、今回のLRに関する雑感を。

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◇トップメタへの規制
はっきりいって、環境デッキで規制カードが1度に8枚も出るとか異常だ…
禁止カードに指定された《真竜剣皇マスターP》《ドラゴニックD》を始め、【真恐竜】関連でリスト入りしたカードは8枚と、環境デッキへの規制としては、おそらく最多かと。
つーか、1つのデッキを規制する時、大抵はキーパーツを規制して歯止めをかけるものだが、OCGの場合はキーパーツよりもその周辺を規制して歯止めをかける―――んだけど、昨今のテーマデッキって、周辺パーツを規制しても止まらないから、大量に規制せざるを得ないんだよな・・・それでも普通は、枚数的に2~3枚ぐらいで止まるものなんだが・・・

◇《グリモの魔導書》
・・・あの、これ、何かしました?

《ルドラ》登場以降、《魔導書》が派遣パーツ化。だいたいは《グリモ》+《ルドラ》or《グリモ》+《ルドラ》+《バテル》といった感じ。
《ルドラ》のコストは魔法使い族MでもOKなので、役目を終えた魔法使い族Mをリリースして2ドロー、いった感じで《アレイスター》のみならず、全部の魔法使い族Mがドローソース化している。
で、本来なら《ルドラ》にかかるはずが、規制されたのは、それをサーチする《グリモ》。

とばっちりだろ、これは・・・
こうなってくると、《神判》を返せとかなるだろうが、そうなったらそうなったらで拙い気も。

◇《同族感染ウィルス》
種族キラーとして猛威を振るったMが、11年ぶりに復活。
スポイラーを見る限り、《同族感染ウィルス》はおそらくノーエラッタでの解禁かと。
破壊耐性と手札誘発が多い今、活躍できるかどうかは未知数。

◇《トリックスター・リンカーネイション》
おおよその原因は《ドロール&ロックバード》との組み合わせ。
かつての【ゼンマイ】といい、【シンクロダーク】といい、コンマイハンデス嫌いは相変わらず。
何気に、VRAINS産のアニメテーマとしては最初にかかった規制カードじゃなかろうか?

選考会においては、このデッキを使用したYPによる遅延もあった。そうした側面もあったかねぇ・・・?

◇準制限
《増幅するG》《WW-アイス・ベル》《化石調査》の3枚―――これら新規に加わるカードは全て、ドローとサーチに関わるカードであり、それらが準ながら規制。

こうして見ると、どんどん低速化させよう、と見て取れる。

◇無制限
かつての環境テーマを中心に、無制限に緩和。
しかし《「天キ」》よ・・・行ったり来たりで大変だな・・・

今回の緩和は、先のリンクパックに先駆けてのものだと思う。すでに【クリフォート】と【彼岸】が名に挙がっているし、緩和テーマはリンクパックに入る事が予想される?

◇総評
今回は環境デッキに対してバッサリ行ったな、と思いきや、対抗馬となるテーマに対しても規制。
リストから察するに、サーチとドローに対する規制が今回は多く、すでに結果が出ている【SPYRAL】に対する対抗策が軒並み消えていった印象。
こうなってくると、《灰流うらら》《幽鬼うさぎ》《ドロール&ロックバード》を素引きできるかが、勝勢に持っていくポイントになりそうな気がする。

インフレに次ぐインフレが印象的だった9期への決別が見え隠れしてるのかな、と感じるのは自分だけだろうか?
低速化を標榜するコンマイの姿勢は本物。されどYPが望むのはインフレ。それらの齟齬が、売り上げに響いてるのかも。


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といったところで今回はここまで。
変な文体になってるけど気にしないでNE!


否応無しに1強環境にしないと気が済まないらしい