ネタ抜きで１８０１期の環境を予測しましょう。
環境の読める人間ではありませんが、今ある情報から自分なりの答えを出してみたいと思います。
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○【ＳＰＹＲＡＬ】
海外でも１枚制限になった《ドローン》《ジーニアス》の２つに加え、《ＲＥＳＯＲＴ》が１枚制限に。これによって《ダブルへリックス》へ繋げづらくなったのは大きなマイナスと見ていい。加えて墓地肥やしが容易にできなくなった事で《ボルテックス》への展開も制限されたのが痛い。
海外では既に《ドローン》《ジーニアス》の２つが１枚制限に規制されているものの、ＴＣＧ環境は【ＳＰＹＲＡＬ】が環境を席巻しているので、日本でもどうなるかは未知数。
海外では《ＲＥＳＯＲＴ》が無制限だが、次回環境では日本と同様に規制される可能性がある。
◎【植物族】
《アロマセラフィ－ジャスミン》の登場以降、飛躍的に展開力が増したデッキ。その反面《ローンファイア・ブロッサム》が２枚制限に指定されたが、デッキレベルの壊滅には至ってないのが幸い。
むしろ《オフリス・スコーピオ》《ダーリング・コブラ》のセットに汎用植物族チューナーと合わさり《ハリファイバー》まで飛んでくるとなると、その回転能力の高さは推して然るべきであり、これに征圧力のある《トポロジック》に、ダメージを与える《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》と、牽制も高い。加えて先攻１キル能力があるのも侮れない存在となっている。
しかし《グランソイル》のエラッタから察するに、予告無しでの緊急エラッタにデッキ内のカードがかかる可能性があり、それによってデッキに影響を及ぼす危険も。昨今のコンマイは先攻１キルに対しての規制が厳しく、環境に名乗りを上げている【植物リンク】にその鉈が振るわれる可能性もある。
◎【セフィラ】
◎【魔術師】
【ＳＰＹＲＡＬ】が脱落した場合、１８０１期環境のトップ最有力候補はこれらのデッキになると予想。ＬＶＰ１がもたらした恩恵は相当なものであり、過去テーマや前環境テーマなどが全体的に強化され、新ルールで弱体化していたデッキテーマなども含め全体的に底上げされた感はある。
【セフィラ】はサーチ手段の豊富さと《グラマトン》の存在から安定力は高く、【魔術師】は《ヘビーメタルフォーゼ－エレクトラム》と《アストログラフマジシャン》とのコンボで一気に盤面強化ができるテーマになった。
いずれも《魔封じの芳香》などＰテーマ特有の弱点を持つが、その分除去効果を持つカードを上手く使いメタへの対処を施す事で盤面を勝勢へ持ち込む事が出来る。
○【インフェルノイド】
いかに手早く《インフェルノイド》Ｍを大量に墓地へ送れるかが鍵。
【推理ゲート】のギミックや《隣の芝刈り》による墓地肥やしからの大量展開には定評があり、加えて最近では《トーチ・ゴーレム》を搭載した【トーチノイド】なるデッキも登場している。１８０１期では《トーチ・ゴーレム》は２枚制限に留まっており、今後もこの形の【インフェルノイド】を散見するかと。
因みに海外では《隣の芝刈り》も【推理ゲート】のギミックも１枚制限なので墓地肥やしし辛い。
○【トリックスター】
リンクヴレインズボックスやＦＬＯＤ、そしてＶＪ付録と、新カードが登場。バーン路線は保持しつつも、リンク展開への手段が幅広くなっていく。従来ならばバーンダメージを与えつつ《ホーリーエンジェル》らＬＭと合わせて戦闘ダメージを与える、いわゆる『バーンキル』が挙動。しかし現状でのリンク系統は―――
《トリックスター・リンカーネイション》は１枚制限だが、《マンジュシカ》によるバーンは健在。他の相手にドローさせるカードは健在であり、それらにシフトした場合そのバーンダメージは相当なものとなる。バーンダメージは塵も積もれば、という奴で、どんどん重なると危うくなる。
○【ＨＥＲＯ】
現状での【ＨＥＲＯ】デッキは出張とマスクの２タイプ。デッキとしては《ダーク・ロウ》を手早く出せるかが鍵。墓地活用が多いデッキには刺さる。
《ＨＥＲＯ》ＬＭがＰＰ２０にて登場するが、それ以後の立ち回りも気になるところ。
？【新テーマ】
ＦＬＯＤの現時点で判明しているのは【エレメントセイバー】。《霊神》Ｍ関連のテーマであるが、挙動と強さは気になるところ。デッキビルドパックでの新テーマも気になるところだ。
△【水属性】
ＬＶＰ１で恩恵を受けた水属性テーマ、その筆頭となるのは【海皇水精鱗】だろうか。
《海皇の竜騎隊》の３枚緩和が、【海皇水精鱗】にとって追い風となりそうだ。
△【チェーンバーン】
環境としては『地雷デッキ』として念頭を置く必要がある。
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といったところで、今回はここまで。
とりあえず自分の知りうる限りではこれらのデッキが有力。
改訂直後は群雄割拠の様相だが、しばらくしたら１強環境に落ち着きそう。
