題目:1807期リミットレギュレーション
■禁止カード
《キャノン・ソルジャー》
《トゥーン・キャノン・ソルジャー》
《マジカル・エクスプロージョン》
■制限カード
《アストログラフ・マジシャン》
《調弦の魔術師》
《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》
《閃刀機-ホーネットビット》
《盆回し》
■準制限カード
《エルシャドール・ネフィリム》
《エルシャドール・ミドラーシュ》
《SPYRAL GEAR-ドローン》
《SRベイゴマックス》
《D-HERO ディスクガイ》
《緊急テレポート》
■制限解除カード
《WW-アイス・ベル》
《影霊衣の術士 シュリット》
《マスマティシャン》
《命削りの宝札》
《真竜の継承》
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◆禁止カード
【植物リンク】での先攻1キルに続き、今回も先攻1キルに繋がるカードが禁止カードに指定された。
《キャノン・ソルジャー》《トゥーン・キャノン・ソルジャー》の2枚は、前回の改訂では名が挙がらなかったが、主に【ABC】や【ゼンマイ】等で使用された。《ファイアウォール・ドラゴン》や《サモン・ソーサレス》の存在から、ソリティアが可能であり、大量展開やループに入る事で、先攻1キルを可能にしている。
此度の改訂で《キャノン・ソルジャー》《トゥーン・キャノン・ソルジャー》の2枚が禁止カードに指定された事で、先攻1キルは不可になった。しかし、手を変え品を変え、という奴で、新たなパーツに変えて先攻1キルを行う可能性がある。《アマゾネスの射手》が、その最たる候補だろう。
とはいえ、《アマゾネスの射手》の効果①は2体リリースが必要。リリース要員の確保が課題となるだろうが、そこは専用デッキでの運用で先攻1キルは実証済み。今後はおそらく、そちらにシフトすると思われる。
一方、《マジカル・エクスプロージョン》も、此度の改訂で昇格。同カードは過去に猛威を振るった先攻1キルのパーツとして1枚制限に指定されたが、今回禁止カードに指定。
今期環境において目立った活躍はしていない。今回の昇格では、先にその芽を取ってしまおう、という事だろうか。【閃刀姫】等の魔法カードを多用するデッキにおいては引導火力になりえた。
◆制限カード
この辺りは環境上位のデッキが順当に充てられているが、今回は特に【魔術師】【セフィラ】から3枚のカードが1枚制限に指定された。今期と合わせると、【魔術師】【セフィラ】関連は《ダークヴルム》《虹彩の魔術師》と合わせて5枚のカードが規制された事になる。
新ルールによりPは弱体化され、以後は新カードの登場により持ち直したものの、此度の規制で再び弱体化する可能性も。
一方、【閃刀姫】からは《ホーネットビット》1枚のみ。かなり甘いとの見方もあるが、販促の点から考えても致し方ないのかも。
◆準制限カード
今回、新規に指定されたカードは無し。
過去の環境デッキからは【シャドール】【SPYRAL】【SR】の3つが緩和された。
エラッタ緩和された《ディスクガイ》は順当といえ、次の1810期で無制限緩和となる予想。
◆緩和カード
段階的に緩和されているカードが、此度の改訂で無制限に緩和。これによって、該当するテーマデッキは力を取り戻した事になる。
今回2枚制限に緩和されたカードも、状況次第では段階的に無制限緩和されると予測する。
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といったところで今回はここまで。