ネタ抜きで1907期の環境を予測しましょう。
環境の読める人間ではありませんが、今ある情報から自分なりの答えを出してみたいと思います。
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◎【転生炎獣】
《転生炎獣ガゼル》の規制に加え、サイバース族全般のサーチカードである《レディ・デバッガー》も揃って1枚制限に指定された事は、【転生炎獣】にとっては大きな痛手。
一方で魔法サポートは無傷。《転生炎獣の炎陣》《サイバネット・マイニング》の6枚体勢は心強く、以後のシーズンにおいてはこれらのサポートを軸にした立ち回りが予想される。
《レディ・デバッガー》の規制は、サイバース族のテーマデッキ全般にとっても他人事ではないかと。また、《メタバース》の規制が、フィールド魔法を使用するタイプのサイバーステーマにどう影響するかも気になるところ。
?【海外テーマ】
【Danger】が日本に解禁されるのは9月中旬。その頃には環境が10月期の目前なので、事前規制など様々な動向が行われるかと。
解禁以後は間違いなく環境を席巻するだろうが、日本では来期シーズンにて《ダーク・グレファー》が2枚制限を受ける。それは段階的に強化されるかは今後次第といった所で、結果次第ではある程度の影響を受けそうだ。
また、【Danger】以外では汎用性の高い素材条件で展開しやすい【Time Thief】、《Mischief of the Time Goddess / 時の女神の悪戯》によるターンスキップが強烈な【Valkyrie】と、注目すべきテーマが目白押し。
◎【守護竜】
×【ガンドラ1キル】
《破滅竜ガンドラX》の禁止化により、【ガンドラ1キル】は壊滅。
しかし【守護竜】及び【ドラゴン族】として見た場合、火力という点ではまだまだ精鋭が目白押しなので、以後はそれらを軸にした盤面制圧型に切り替わるかと。何よりSDで強化される【ヴァレット】が【守護竜】の加護を受けて環境入りが予想されるし、8月には『ミスティック・ファイターズ』がリリースされる。『ミスティック・ファイターズ』では【ドラゴンメイド】が登場する。ただ、【ドラゴンメイド】はスポイラー時点ではカード名のみの記載なので、こちらは新情報待ちといった具合。
◎【オルターガイスト】
◎【サブテラー】
この2つについては、規制による影響はあれど、デッキパワーはダウンしていないので、引き続き環境に留まるかと。
○【オルフェゴール】
《トロイメア・マーメイド》が禁止カードに指定された事で、初動の安定性に陰りが出たのはマイナスポイント。特に《オルフェゴール・トロイメア》を絡めた動作を失ったのが痛い。それでも、純正構築による展開手段は残されているので、今後はそれを軸に展開するかと。
?【新テーマ】
次回以降に登場する【破械】が目下のところ環境入りが確実視されている。
△【サンダー・ドラゴン】
《超雷龍》《雷鳥龍》の2枚が制限カードに指定された事が、以後の動向にどう影響を及ぼすか。従来の挙動が難しくなったばかりか、《終末の騎士》制限、《ダーク・グレファー》準制限と、墓地肥やしも行いづらくなったのもマイナス。純正、恐竜軸共に、今後厳しい戦いが予想されるかと。
△【閃刀姫】
《メタバース》の規制でフィールドの展開が難しくなったのがどう影響するか。
△【HERO】
《エアーマン》の無制限緩和により、【HERO】に追い風が吹いたように思われるが、だからといって環境に復帰できるかというと早計な気もする。
しかし全ての要素で充実しており、残る制圧力を補えるカードが出てきたらいいセン行きそう。
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といったところで、今回はここまで。
とりあえず自分の知りうる限りではこれらのデッキが有力。
群雄割拠の環境となりそうだが、それでもヘイトは溜まるし文句は出るだろうな・・・