Ange.le mort's Guild

遊戯王とCOJ、時々東方とDTM

【遊戯王】1807期環境予想

ネタ抜きで1807期の環境を予測しましょう。
環境の読める人間ではありませんが、今ある情報から自分なりの答えを出してみたいと思います。

 

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◎【閃刀姫】
 此度の改訂で【閃刀姫】に掛けられた規制は《ホーネットビット》のみ。同カードの規制は主に派遣に対する規制であり、純構築としてはパワーダウンに至ってないので、来期環境においては1強環境もありうる。
 《レイ》《エンゲージ》《ホーネットビット》の7枚体勢からの《カガリ》《シズク》への展開が強く、さらに他のコントロール系カードも強い。加えて《ヴァレルソード》による1キルパターンも構築されており、全体的に隙の無い強さとなっている。
 一方で魔法メタに弱く、特に《魔封じの芳香》や《王宮の勅命》で一手遅れがちになる。また、『まさかの一手』を講じられて戦線を狂わされるケースも。これらの点には留意したいところ。

◎【オルターガイスト】
◎【剛鬼】
 今回の改訂ではノータッチなので、引き続き環境を席巻すると予想。

◎【ABC】
○【ゼンマイ】
 《キャノン・ソルジャー》2種が禁止指定された事で、先攻1キルが不可能になった。しかし【ABC】はパーツそのものに規制がかかっていないので、引き続き環境を席巻すると予想。
 特に【ABC】はループコンボによる展開力が強い。先攻1キルは不可になったとはいえ、リンクの大量展開や封殺による牽制は健在。ループコンボに使用されるLMが健在な事が、大きな追い風となっており、また《トロイメア》LMの存在により、EXLがしやすい。
 先攻1キルを維持する場合は新たなパーツとして《アマゾネスの射手》が投入されるだろうが、その場合はリリースの確保が課題となるか。
 方や【ゼンマイ】も、【ABC】と同じ事が云える。

○【機界騎士】
 【機界騎士】は、環境においては様々なテーマとの混成が多く見受けられ、今期環境シーンでは【召喚獣】【壊獣】【トリックスター】と多岐に亘った。
 《妖精伝姫-カグヤ》や《壊獣》Mとの組み合わせが光っており、【機界騎士】もまた後攻に強いデッキなので、ジャンケンの勝敗に左右される環境において、それに左右されないのが強みとなる。
 《機界騎士》Mは上級・最上級で占められているテーマだが、効果①のおかげで事故の心配は無いし、何より《星遺物に眠る深層》で《壊獣》M共々蘇生できるのが強い。

○【セフィラ】
△【魔術師】
 《ダークヴルム》《虹彩の魔術師》に続き、今回は3枚ものカードが1枚制限に指定された。新カードの登場により、Pは持ち直したが、それが此度の改訂で更に厳しくなった。特にダメージを受けたのは【魔術師】だろうか。
 【魔術師】の弱体化によって、メタ方面では【セフィラ】はより有利に働くと予想する。相手デッキによってはメタが刺さらない場合があり、メタカードのメイン採用は今よりも減るのでは?

△【植物族】
 《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》の禁止指定と、各種展開パーツの規制により、壊滅の憂き目に遭った【植物リンク】だが、手を変え品を変え、とはよく云ったもので、最近は違うパーツで先攻1キルを成就しているようだ。
 工程こそ不明だが、デッキによると《サクリファイスロータス》を絡めたループだという。現時点ではノータッチだが、流行の兆しが見えると1810期のLRで該当カードが1発禁止になる可能性も。

△【トリックスター
 このデッキも、引き続き環境に留まると予想。
 最近では混成デッキでの入賞が目立つし、アニメでも新規カードが登場したので更なる強化が期待できる。《アイスベル》の無制限緩和も追い風となりそうだ。
 しかし一方で、エクストラターンキル狙いのプレイングが後を絶たないようで、ルール改正によるターン内の制限時間の廃止も、それらに拍車がかかっているようだ。海外では制限時間ギリギリまでトイレなどで時間稼ぎをし、《マンジュシカ》のバーンで勝ちを狙う行為が問題になっている。


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といったところで、今回はここまで。
とりあえず自分の知りうる限りではこれらのデッキが有力。

もしかすると1強の環境となりそうだが、果たしてどうなることやら。世界大会もあるし・・・