ネタ抜きで2010期の環境を予測しましょう。
環境の読める人間ではありませんが、今ある情報から自分なりの答えを出してみたいと思います。
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×【ドラグーンビート】
《ドラグーン・オブ・レッドアイズ》の禁止指定により、事実上の壊滅。
◎【ヌメロン】
影響が出るのは《ホープ・ゼアル》の禁止指定と《希望の記憶》の2枚制限のみで、従来の挙動は問題なく行える。
◎【召喚教導】
2枚制限ながら《天底の使徒》が制限指定された事で、挙動に多少の影響が出るのは避けられないかと。【召喚師】に関してはノーダメージ。展開した《召喚獣》FMが、そのまま《教導》Mの展開の呼び水になってくれる。
◎【黄金郷】
○【過去の環境テーマ】
引き続き環境に留まると予想。【オルフェゴール】に関しては《宵星の騎士ギルス》の1枚制限がどこまで影響するか?
《パーソナル・スプーフィング》が無制限に緩和された【オルターガイスト】も注目。
?【新テーマ】
10月以降に出る新テーマ。そのデッキパワーによっては、環境入りも予測される。
△【海外産テーマ】
今年の海外パックで登場するカテゴリーは【夢魔鏡】と【海造賊】の2つ。
フィールドを張り替えながら立ち回る【夢魔鏡】は、パワー不足が懸念材料。方や【海造賊】はFSRL4種へ繋ぐ悪魔族テーマ。こちらは属性を変更するカードとの組み合わせで立ち回るが、やや相手依存なのと、コントロールするカードが機能しない盤面で腐りやすいのが懸念材料といえるか。
いずれの2つも、強化次第では化けそうな気がする、伸び代のあるテーマかと。
△【カオス】
猛威を振るった0309期とは状況が異なり、環境を席巻し禁止指定されたカオス2種は、エラッタで無制限まで緩和されている。昨今【カオス】というと【ライトロード】や【サンダー・ドラゴン】等のカテゴリーが挙がるが、海外TCGでは新たなるカオスMが登場し、非カテゴリーにおける【カオス】に梃入れがなされている。
特色を活かすには、やはり墓地肥やしだが、それを担うのは光闇2属性テーマとなった【ライトロード】が最有力となる。その場合、サイクルの機能が鍵を握るか。ドローブーストがしやすい【未界域】、除外したカードを回収できる【ネメシス】も採用候補になりうる。
▲【トゥーン】
海外TCGで【トゥーン】が梃入れ。サーチカードと専用カウンターが登場した事で、デッキパワーは向上したが、それによって環境入りを果たせるかというと未知数。【トゥーン】の宿命か、召喚酔いだけはどうしようもない。運用に際しては、除去やコントロールを重点に置いた方が、上手く立ち回れるかもしれない。
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といったところで、今回はここまで。
とりあえず自分の知りうる限りではこれらのデッキが有力。
果たして環境はどう推移することやら・・・