ネタ抜きで2007期の環境を予測しましょう。
環境の読める人間ではありませんが、今ある情報から自分なりの答えを出してみたいと思います。
Q:明日からなんだが?
A:多忙で遅れたんだよ
―×― ―×― ―×― ―×― ―×― ―×―
※【新型コロナウイルスによる各イベントへの影響】
2004期は新型コロナウイルスによる影響でイベントや大会は開催が危ぶまれたが、6月に入り少しづつ再開のメドがついた。しかし再拡大の懸念や第2波の到来の予想もあり、情勢は流動的。
◎【ドラグーンビート】
《リンクロス》が禁止カードに指定された事で、これまでの動作に大きな影響を及ぼすのは避けられない状況。しかし評価◎としたのは、【ドラグーンビート】の主要パーツを派遣要員として、様々なデッキに投入される事が予想されるため。後述する【ヌメロン】や、展開能力と征圧力が高いカテゴリーへの派遣が主流になるかと。
2007期LRの判明に前後して、【アダマシア】に【ドラグーンビート】の要素を入れた【アダマシアドラグーン】が入賞を重ねており、今後も【○○ドラグーン】の文字が飛び交うと予想される。
◎【ヌメロン】
《ヌメロン・ネットワーク》が必要とはいえ、《ヌメロン・ダイレクト》による《ゲート・オブ・ヌメロン》XMの一斉展開は強烈といえる。1キルはもちろん、《ホープ・ゼアル》への企図も図れるなど、柔軟性は高く、さらに《No.》XMを4体同時に並べられる事から、《希望の記憶》によるドローブーストもある。Lでは《ヌメロン・ダイレクト》の挙動上、《スカルデット》のドロー効果を発動しやすく、それはまた【エクゾディア】のパーツ収集にも向く。
環境としては、如何に妨害を掻い潜れるかがポイントになるかと。特に手札誘発や効果無効の類は留意すべきポイントかと。
◎【罠モンスター】
◎【黄金郷】
ルール改正に伴う処理内容の変更は、罠モンスターを多用するデッキにとっては福音。これによって、罠モンスターが抱えている課題は、一気に解消されている。
【黄金郷】に関しては、入賞数が増えている。
?【新テーマ】
7月以降に出る新テーマ。そのデッキパワーによっては、環境入りも予測される。
○【過去の環境テーマ】
【オルフェゴール】などのカテゴリーは、引き続き環境に留まるかと。これらに【ドラグーンビート】の要素を取り入れる事で、デッキパワーはさらに高まりそうだ。
△【ヘルテントーチ】
△【酒ネクロ】
前者は《トーチ・ゴーレム》が1枚制限のため、パーツを引き当てるには確率の問題が立ちはだかる。《トーチ・ゴーレム》から生成されたトークンによる自爆特攻をトリガーに放たれる《ヘル・テンペスト》は決まれば強烈。しかし、昨今は除外をトリガーに発動するMの存在から、除外ゾーンからの展開を得意とするテーマ相手には効果が薄い、という懸念がある。
後者は【ヘルテントーチ】ほどの破壊力は無いが、アンデッド特有の蘇生力を武器に《酒呑童子》の除外効果を駆使する事で、《ネクロフェイス》によるデッキ破壊が決まる。昨今では【不知火】の挙動から、除外ゾーンからの展開や除去が可能になっている。
そのいずれにも入っている《ネクロフェイス》だが、これまで1枚制限ゆえ、相手のデッキが尽きるまで破壊し尽くすまでは工夫が必要だった。しかし来期は2枚制限に緩和される。ゆえに、デッキ破壊能力はある程度取り戻せるかと。除外ゾーンからの回収が捗りやすい【ネメシス】の存在も、除外によるデッキ破壊をメインとするデッキにとっては頼もしい援軍だろう。
―×― ―×― ―×― ―×― ―×― ―×―
といったところで、今回はここまで。
とりあえず自分の知りうる限りではこれらのデッキが有力。
果たして環境はどう推移することやら・・・