ネタ抜きで2207期の環境を予測しましょう。
環境の読める人間ではありませんが、今ある情報から自分なりの答えを出してみたいと思います。
※6/20 記事完成、多忙により投稿遅延
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◎【スプライト】
登場後、瞬く間に環境に名乗りを上げたカテゴリー。『2』を強烈にサポートするカラーを武器とし、それらは主に【ガエル】など☆2Mを展開しやすいテーマを押し上げた。【ガエル】に至っては(自分の見る限りでは)【マスドラガエル】以来の環境返り咲きと云える。
しかし来期は《餅カエル》が禁止カードに指定されてしまったため、防御手段を失ってしまったのは大きなマイナス。
元々【スプライト】はX・L双方を展開するテーマであり、L2のLMをX素材にXMを展開できる事から、L2を多用するデッキへの混成構築が今後の推移と予想され、その有力候補としては【Twin】【素早い】【メルフィー】【ネフティス】及び、汎用☆2M・汎用L2Mを多用するデッキが有力。評価を◎にしているが情勢は流動的、【ガエルスプライト】としては失った防御手段の構築が喫緊の課題。
◎【ティアラメンツ】
デッキ破壊を軸とする【イシズ】に加え、久々の環境返り咲きとなる【シャドール】を組み合わせたデッキ【イシズティアラメンツ】及び【イシズティアラメンツシャドール】が現時点での主流。ここでは3つの混成デッキを【ITS】と表現する。
墓地肥やしを得意とする《古衛兵アギド》により《ティアラメンツ》《シャドール》M双方の効果が容易に発動され、瞬く間に各テーマのFMが並ぶ。また、《ティアラメンツ》Mや《剣神官ムドラ》《宿神像ケルドウ》により再利用が利きやすく、止め処なくFMを展開でき、征圧力は高め。そして【イシズ】といえば、《現世と冥界の逆転》だろう。エラッタされたが、【ITS】においては、FMの展開数次第では相手のデッキが崩れるほどのデッキ破壊で優位に立てれる。
最近では同じ融合テーマである【烙印】も加わっており、融合テーマであれば混成が組めるほど拡張性が高いのもポイントといえるか。既に【スプライト】に代わり環境Tier1クラスに躍り出ており、来シーズンの大勢は【ティアラメンツ】系統1強の様相を呈するかと。
◎【相剣】
【相剣】は《アルバスの落胤》の関連カテゴリー。幻竜族サポートに対応かつ、トークンを駆使してのS展開を得意とする。従来の挙動に加え《バロネス》など二重三重に封殺できるSyMと並べることで、相手の出方を牽制する。
【相剣】にかかっている規制は《龍相剣現》のみだが、此度の改訂で《龍相剣現》が無制限になった事でフルパワーで動けるようになった。目下の課題はSSメタ及びトークンメタだが、SSメタは《虚無空間》が禁止カードになった事で追い風。
○【勇者】
○【烙印】
○【デスピア】
この3テーマに関しては、引き続き環境に留まると予想。しかし今度は【烙印】が制限1準制限1と規制が厳しくなり、今後の情勢次第ではこれ以上規制される可能性がある。そうなると動きにくくなるため、動向注視。
○【ふわんだりぃず】
○【天威】
○【SPYRAL】
入賞回数が多い3テーマに関しても、引き続き環境に留まると予想。
△【LL】
△【鉄獣戦線】
この2テーマに関しても、引き続き環境に留まると予想。しかし、ここ1シーズン中の使用率は・・・
△【黄金郷】
△【ドライトロン】
ここ1シーズン中の使用率は低下傾向にある。
△【HERO】
《デストロイフェニックスガイ》が事実上の派遣要員と化している。テーマ単体で見た場合、それを展開できる【D-HERO】に分があると見るが果たして。
▲【魔導】
1枚制限ながら《魔導書の神判》が緩和。しかし今は状況が異なり、手札誘発がバンバン飛び交っている。再利用しようにも、除外されると目も当てられない。
▲X・S双方を多用するデッキ
《ハリファイバー》が禁止になった事で〔ハリラドン〕による展開が不可に。しかし、種族面でワンチャンス残されており、それに着目して新たな展開方法が構築されるかも。
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といったところで、今回はここまで。
とりあえず自分の知りうる限りではこれらのデッキが有力。
果たして環境はどう推移することやら・・・