2022年7月リミットレギュレーション
禁止
餅カエル
水晶機巧-ハリファイバー
虚無空間
制限
イーバ
魔導書の神判
烙印開幕
準制限
A・ジェネクス・バードマン
ふわんだりぃずと謎の地図
烙印融合
無制限
オルフェゴール・ディヴェル
調弦の魔術師
深淵の暗殺者
雷獣龍-サンダー・ドラゴン
ローンファイア・ブロッサム
氷結界の龍 トリシューラ
発条空母ゼンマイティ
終わりの始まり
サンダー・ボルト
霞の谷の神風
龍相剣現
雑感は続きから
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・寸評
今回の改訂に関しては、思い切った判断だと思う一方、一つの転換点を迎えたのかな、と個人的に思う。
□禁止カード
今回の改訂で注目するべきは、やはり《ハリファイバー》の禁止指定だろう。
S補助効果ながら、蓋を開けてみればソリティア促進の一角を担い、他のソリティア促進剤が規制されていく中、S・L双方で大車輪の活躍を見せた。昨今では《ハリファイバー》と《アウローラドン》を組み合わせた〈ハリラドン〉が席巻しており、この一連の動作によって封殺盤面が完成した。
しかし、此度の改訂で《ハリファイバー》が禁止指定を受けた。これにより、大半の採用デッキに影響が出た。とりわけ連続展開を得意とするSテーマや、Sを織り交ぜた封殺盤面の構築を得意とするデッキにとっては大打撃となる。
〈ハリラドン〉の一角である《アウローラドン》に関しては、《ハリファイバー》の禁止指定によって〈ハリラドン〉のムーヴができなくなったが、同じ種族に合わせれば《ユニオン・キャリアー》による機械族Mのコールが残されているので、今後は機械族Mを中心としたSテーマへの派遣が予想される。
□制限カード
【EMEm】による1強環境までは最速で禁止指定を受けた《魔導書の神判》が、1枚制限ながら復活。これによって【魔導】復活との声も聞かれるが、だからといって返り咲きは早計な気もする。
席巻した頃とは打って変わり、昨今の環境は封殺と手札誘発が飛び交う環境であり、1枚のみの《魔導書の神判》が確実に通る保障は無いのだ。再利用も手札誘発の存在により利きづらく、展開には相手の盤面に左右される。3枚フル緩和からが勝負だが、付け入る隙は無いだろう。
□準制限カード
制限1・準制限1。今後の展開次第では、【烙印】は【勇者】コースを辿りそうな・・・
□無制限カード
かつての制限カードが軒並みフル投入可能まで緩和。特に《氷結界の龍 トリシューラ》の3枚フル投入可能は、時代の変化を感じさせる。
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といったところで今回はここまで。