Ange.le mort's Guild

遊戯王とCOJ、時々東方とDTM

【遊戯王】AGOV雑感

本日の題目:AGOV雑感
特に気になったカードのみ。
効果は書かないので各自調達の方向で。

※ネタバレ注意。


―×―  ―×―  ―×―  ―×―  ―×―  ―×―  


【ホルス】
 初出は〔SOUL OF THE DUELIST〕で、実に19年ぶりの強化となる。
 SODでは《ホルス》をはじめ特定条件下で進化する〈LVモンスター〉が登場、その中で《ホルス》は【お触れホルス】が環境入りを果たしている。《ホルスの黒炎竜》の持つ魔法拘束能力は最終進化となるLV8で「魔法を発動させない」となり、これに罠カードを発動させなくする《王宮のお触れ》と合わさる事で、M効果以外では対処できなくした。とはいえ、当時の環境でいうと《ならず者傭兵部隊》や《同族感染ウィルス》などの存在はあれど、幸いこれらは当時、LRリスト入りを果たしていて、M効果による除去はしづらかったという印象。
 一度は潰えたが、征竜魔導時代に再注目された。

 さて、今作の【ホルス】は「ホルスの4人の息子」をモチーフとし、挙動は《王の棺》を根幹とする。とかく手札をばさばさと消費し大量展開、さらに効果破壊耐性を付与する事で、ロック状態に持って行きやすい。これに《ホルスの黒炎竜LV8》が加わると、魔法による除去不可、M効果による除去は耐性により不可、といった具合に相手の動きを抑制する。
 展開サポートである《カノプスの守護者》は永続罠のため、【お触れホルス】だと《王宮のお触れ》がネックになるが、そこはカウンター型にするなどすれば抑制と耐性の挟撃でゲームエンドに持っていけれる。
 総じて高打点で捻じ伏せるカテゴリー。あわよくば《トレード・イン》の糧にしてもいい。

《黒魔女ディアベルスター》
 新規カテゴリー【罪宝】及び【スネークアイ】関連のカード。
 【スネークアイ】は☆1Mが多いカテゴリー、【罪宝】は現時点では魔法・罠のみと、双方のカテゴリーを駆使して立ち回るテーマ。その中でこのカードは【罪宝】側のカードをサーチする。前作DUNEで登場した《反逆の罪宝-スネークアイ》は除去カードであり、【スネークアイ】は除去したMをコントロールする挙動の関係から、双方のカテゴリーの挙動の起点となりうる。
 但し【スネークアイ】は現状、《蛇眼の炎龍》以外のMはM指定のみのため、魔法罠を指定するMは次回以降となる。基本は【スネークアイ】側の魔法罠で除去とコントロールを繰り返し、《黒魔女ディアベルスター》と《蛇眼の炎龍》で攻め立てる感じか。

《白銀の城の執事 アリアス》
 スポイラー時点でやばい事しか書いてない1枚。先攻1キルには0ターン阻害で対処しろ、と云わんばかりである。

《ポワソニエル・ド・ヌーベルズ》
 【ヌーベルズ】サポートのPM。☆1RMのサーチ及び《ヌーベルズ》RMの展開サポートがメイン。Pとしては《聖菓使クーベル》と組み合わせて使ってね、と云っている。

《陀羅威》
 手札誘発としてみた場合、ライバル多数。使う場合は貫通ダメージ持ちと合わせて。

《覇王天龍オッドアイズ・アークレイ・ドラゴン》
 M効果による展開には《覇王龍ズァーク》を要するため、展開にはサポートが必須。むしろP効果によるSSがメインになるだろうか。

《厄災の星ティ・フォン》
 重ねて出す方法は容易な反面、こちらも大型を出しづらくなるなど制約がかなりキツい。戦闘には対応できないため、盤面の維持には工夫が伴う。

《S:Pリトルナイト》
 《乱破小夜丸》の新たなる姿。
 除外に関する効果だがDA不可となるため露払いには向かず、むしろ相手ターンでの展開からの除外で牽制する、という感じになるか。

《天子の指輪》
 装備して立ち回るカテゴリー向けと云った具合。効果②による無効化は空撃ちに留意。本領は効果③の耐性付与か。

エスケープ・ゴースト》
 対象効果をトークン化でエスケープ、あるいはトークンによる身代わり。トークンメタとトークンへの狙い撃ち注意。特に貫通ダメージは受けると痛い。


―×―  ―×―  ―×―  ―×―  ―×―  ―×―  


といったところで今回はここまで。
時間がぬぇぇ・・・