Ange.le mort's Guild

遊戯王とCOJ、時々東方とDTM

【遊戯王】アニメカード考察2

本日の題目:アニメカード考察


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【ドール】
 アニメGXにおいて、アリスの使用したデッキ。
 アニメにおける各種カードは以下の通り。

ドールパーツ・ブルー 闇 魔法使い族 0 0 ★ 壊れた人形の頭。 
ドールパーツ・ゴールド 闇 魔法使い族 0 0 ★ 壊れた人形の腕。 
ドールパーツ・レッド 闇 魔法使い族 0 0 ★ 壊れた人形の脚。 
ドールパーツ・ピンク 闇 魔法使い族 0 0 ★ 壊れた人形の体。 

さまよいのビスクドール-アリス 闇 魔法使い族 ? 1000 ★★★ 
このカードは戦闘では破壊されない。このカードが相手モンスターの攻撃を受けた場合、相手に500ポイントのダメージを与え、このカードのコントロールを相手に移す。 

ドールキメラ 闇 魔法使い族 0 ? ★★★★★ 
(推定)
このカードは通常召喚できない。「マリオネットの埋葬」の効果でのみ特殊召喚することができる。自分の墓地に存在する「ドールパーツ」と名の付くモンスター1体につき、このカードの攻撃力は400ポイントアップする。このカードが破壊されたとき、デッキから「ドールパーツ」と名の付くモンスター2体を墓地に送ることで、破壊を無効にすることができる。 

うるわしのビスクドール-エシーラ ? ? 1000 ? ? 
自分の墓地に存在する「ドールパーツ・ブルー」「ドールパーツ・ゴールド」「ドールパーツ・レッド」「ドールパーツ・ピンク」の4枚1組につき、このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。 

呪われたドールハウス フィールド魔法
(推定)
「さまよいのビスクドール-アリス」のコントロールが相手プレイヤーに移ったとき、このカードのコントローラーはデッキから「ドールパーツ」と名の付くモンスター1体を特殊召喚することができる。 

マリオネットの埋葬 通常魔法
「さまよいのビスクドール-アリス」がフィールド上に存在するとき、自分の場の「ドールパーツ・ブルー」「ドールパーツ・ゴールド」「ドールパーツ・レッド」「ドールパーツ・ピンク」を生け贄に捧げることで、デッキまたは手札から「ドールキメラ」1体を特殊召喚する。 

ドールハンマー 通常魔法
自分の場のモンスター1体を破壊してデッキからカードを2枚ドローする。相手の場のモンスター1体の表示形式を変更する。 

鏡の国への扉-シルバーアーチ 通常魔法
自分の墓地に「さまよいのビスクドール-アリス」が存在するとき発動可能。デッキまたは手札から「うるわしのビスクドール-エシーラ」を1体特殊召喚する。 

ネクロ・ドール・マイスター 通常罠
自分の場の「ドールパーツ」と名の付くモンスターが戦闘で破壊されたとき発動できる。自分のデッキから「ドールパーツ」と名の付くモンスター2体を攻撃表示で特殊召喚する。 

解き放たれた呪い 通常罠
「さまよいのビスクドール-アリス」が破壊されたとき発動可能。フィールド上のカードを全て破壊する。破壊されたカード1枚につき、それぞれのコントローラーは300ポイントのダメージを受ける。 


 挙動はトリッキー。
 基本的には《呪われたドールハウス》+《さまよいのビスクドール-アリス》のコンボでドールパーツを場に展開、《ネクロ・ドール・マイスター》でパーツを次々と出していき、条件が出揃った所で《マリオネットの埋葬》を発動、《ドールキメラ》をSSしていく。また、墓地にドールパーツが溜まっていれば、《うるわしのビスクドール-エシーラ》でのフィニッシュも可。

 ・・・今の環境で戦うとなると、魔改造―――するんじゃないだろうか。
 というのも、《ドールキメラ》の召喚条件上、必要となるのはパーツ一式を集める事。従来のやり方では条件を満たすのは苦労する。しかし現代の遊戯王では魔法カードを要するが、《トレジャー・パンダー》の効果を駆使する事で、容易に条件を満たせる。
 また、これらのモンスター群は、種族が魔法使い族である。《円融魔術》によるFSも企図できる。但し、その場合は《ドールキメラ》《うるわしのビスクドール-エシーラ》と食い合う。

 ―――こと魔改造となると、《さまよいのビスクドール-アリス》が根幹に関わる関係で《マリオネットの埋葬》を要しての展開を、簡略化させるか、あるいは《エクゾディア・ネクロス》方式で展開する事も考えられる。
 仮に《エクゾディア・ネクロス》方式で魔改造する場合、《呪われたドールハウス》は《さまよいのビスクドール-アリス》のコントロールが移るたびにドールパーツを展開、その《さまよいのビスクドール-アリス》は《禰須三破鳴比》方式でコントロールを入れ替える、ぐらいはしないと条件を速く満たせないような・・・

 戦術上、一番気をつけたいのが除外と効果無効化。特に除外は、墓地肥やしによって強化される《ドールキメラ》と《うるわしのビスクドール-エシーラ》にとっては一番の天敵であり、特に《マクロコスモス》を筆頭に除外効果を持つカードは即死級のメタとなる。
 また、挙動が受身がちのため、効果除去も困った存在。一応《解き放たれた呪い》の存在から除去されてもただでは起きないし、《うるわしのビスクドール-エシーラ》もいる。どちらかというと、後半になるにつれて爆発力を得るテーマかと。


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といったところで今回はここまで。