Ange.le mort's Guild

遊戯王とCOJ、時々東方とDTM

【遊戯王】WPP4雑感

本日の題目:WPP4テーマ雑感
カードも効果も書かないので各自調達の方向で。

※ネタバレ注意。長文注意。
※9月26日雑感完了、多忙により投稿遅延。


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【ゲート・ガーディアン】
 昨今の旧来カードのリメイク、今回は迷宮兄弟の使用するカード群がリメイクされた。
 《サンガ》《ヒューガ》《スーガ》の初出は「ボリュームシリーズ」、《ゲート・ガーディアン》はプロモカード。「ボリュームシリーズ」のリリース時期は黎明期の頃なので、実に20年以上を経てのリメイクとなる。
 《サンガ》《ヒューガ》《スーガ》はいずれも相手Mの攻撃力を0にする効果。打点は《サンガ》に軍配が上がるが、今はともかく当時の環境では、単体での運用は出来ても《ゲート・ガーディアン》に繋げるのは非常にホネだった。

 さて、今回のリメイクは―――三身合体、もしくは二身合体で立ち回る融合路線。融合方法が、かの《VWXYZ》系統のそれに近いものがある。二身合体の場合は、2回発動できる効果①により、様々な挙動で相手を牽制したり、次の一手を備える事が出来る。フィールドから離れた場合でも融合素材が除外から帰還できるため、再度融合展開が可能。
 三身合体の場合、効果①は3回発動できる。これに《風水魔神》と合わせると、回数制限こそあれどパーミッション的な制圧ができる。

 方や《迷宮壁ラビリンス・ウォール》《シャドウ・グール》《迷宮の魔戦車》《地雷蜘蛛》も海外でリメイク。これら全てが【ゲート・ガーディアン】とシナジーしている事、そして何よりこれらは原作再現の点から好感持てる。
 やる事は《ゲート・ガーディアン》M及び、《サンガ》《ヒューガ》《スーガ》の補助。

 総じてパーミッション的な挙動で牽制して、《ゲート・ガーディアン》Mの持つ高い打点で攻める感じか。融合方法が《合体魔神-ゲート・ガーディアン》を除き《VWXYZ》系統のため、サポート無しでは並べるのに苦労するのが玉に瑕。

【ゴーティス】
 以前の雑感で書いたので割愛。

【GP】
 文字通りグランプリをモチーフとするカテゴリー。元ネタ的には「チキチキマシン猛レース」であり、そうであるならば悪役とそのお供の犬の印象はかなり高いかと(個人的感想)。

 挙動としては、ライフ差で不利な状態での立ち回りを主幹とする。となると100下回ればいいので展開はしやすい。カテゴリーとしてはスーサイド展開に添う型になるが、それをせずとも《成金ゴブリン》1枚で各々の効果を発動したり、SSによる大量展開をしやすくなるので、少なくとも相手LPを100以上回復させてから立ち回ってもよさそう。

 M勢はF・X・S・L一通り揃っている。それらの効果②で特定のMを展開できる事から、それらのMと合わせて連続展開が出来る。

 挙動がスーサイドに添う以上、ライフ管理には留意したい。ダメージをトリガーに展開したいなら【ヴァルモニカ】や【クラウンブレード】、回復をトリガーに展開したいなら《成金ゴブリン》など、自分がライフで不利な状況を作りやすいカードとの組み合わせが予想される。

〔非カテゴリー〕
 本作における非カテゴリーは20枚。そのうちMDにて先攻収録されたカードは11枚と半数近い。
 【暗黒界】などマッドネス効果と相性がいい《炎魔の触媒》、リンクキラーの《ダルマ・カルマ》など、種族・属性・メタの方面で有用なカードが目立つ。

 一方で毎年収録されていた世界大会特典カードは、コロナ蔓延の影響で21年以降はWPPには未収録(別エキスパンションに収録の模様、しかし自分は21年以降のTCGは未確認)。


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といったところで今回はここまで。