Ange.le mort's Guild

遊戯王とCOJ、時々東方とDTM

【遊戯王】2210期環境予想

ネタ抜きで2210期の環境を予測しましょう。
環境の読める人間ではありませんが、今ある情報から自分なりの答えを出してみたいと思います。 


※9/22 記事完成、多忙により投稿遅延

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◎【烙印】
◎【ビーステッド】
◎【デスピア】 
 アルバス系統はその殆どが環境Tier上位に留まっている。来期以降は【ティアラメンツ】や新テーマの動向次第では【烙印】をはじめとするアルバス系統共々、環境が入れ替わり勢力図が変化するかもしれない。逆に云えば販促面が強いとはいえ、同一テーマによる長期的な環境への残留も予想される。そうなると流動性の無さをアピールに繋がりマイナスになりかねない。来年2301期以降がどうなるか、かなー、と。

 【烙印】系統のデッキは連続融合展開による征圧と【デスピア】の持つ粘り強さが売りで、打点面はアルバス融合態の持つ各種効果で補助が利くので痛撃も申し分ない。前(さき)のパックに登場した【ビーステッド】は派遣能力が高く、ドラゴン族を多用するテーマをはじめ様々なデッキで結果を残している。

◎【クシャトリラ】
 除外による牽制と征圧を得意とするテーマ。☆7が多く、展開としては《六世壊》影響下での立ち回りから★7Xへ繋げる事を主幹とする。★7Xは《ビッグ・アイ》や《鋼炎竜》、《ドラゴサック》など牽制と打点に定評のあるXMが名を連ねる。
 評価は◎予想にしているが、動向は流動的。テーマとしては出張パーツとしての投入が多くなる事が予想される。その際の出張要員は《クシャトリラ・フェンリル》《クシャトリラ・ユニコーン》《六世壊》が鉄板となると推測。本格始動となる10月中旬からが本番。

◎【ティアラメンツ】
 【イシズ】含め規制の手が入ったのは5枚。制限3、準制限2と、墓地肥やし手段と墓地回収手段に影響が出る事が予想―――されるかと思われたが、改訂前に行われた新LR適用のCSで結果を残している事から、LRによる影響はさほど無いように見える。むしろ融合テーマゆえ【烙印】などとの混成、ないしは闇鍋構築が予想される。

◎【相剣】
○【天威】
 トークンを駆使した展開方法が【天威】と相性が鬼で、瞬く間に封殺盤面が出来上がるので相手としては、展開の根幹となるトークン生成や《バロネス》を含めたSyMの展開に対してメタを貼れるかがポイントとなりそう。

○【ふわんだりぃず】
 《謎の地図》の1枚制限がどこまで響くか?
 周回遅れの気もするが、展開の高さは云うに及ばずといった具合。むしろ《八汰烏》の釈放により、ドローロック手段が構築されたのは脅威と見るべきか。

?《八汰烏》と《刻の封印》の動向
 双方共にノーエラッタでの緩和。動向が海外と同じなら、今回の緩和はカードパワー的にノーエラッタで緩和しても問題ないとの判断かと。
 《八汰烏》はいわゆる『ヤタロック』が問題となり0403期にて禁止カードに指定されて以降、実に18年近くもの間収監されていたが、TCGで釈放され、後にOCGでも釈放。現在の環境下では封殺と征圧で出しにくくなっているものの、サーチ手段が増えた事と、補助からの展開によるドローロックは可能な点から、主眼は形が変わって、かつ置き換わっていると云える。とはいえ、TCGはサレンダーが可能だがOCGでは、という点を考えると、ドローロックによる遅延行為は未だ健在であり、留意すべき点かなと思う。
 一方の《刻の封印》は【ヴィクトリー・ドラゴン】や《月読命》+《闇の仮面》とのコンボにあるように時間稼ぎを主眼としている点から、0603期にて禁止カードに指定されている。こちらも《八汰烏》と同じく、TCG→OCGと緩和されている。このカードの場合、いくらフェイズスキップするとはいえ、規制前と緩和後では状況が全く異なる。現在の環境下ではスキップする前に決着がつくことがザラであり、タイムラグは遅すぎるとの判断だろう。一応、通常罠カードをリサイクルしながら闘う【迷宮城】でなら、採用ワンチャンありそうだが果たして。
 総じて、ユーザーの知恵次第で・・・といったところかもしれない。

△【スプライト】
 《餅カエル》の禁止指定に続き、《鬼ガエル》が1枚制限に指定された事に加え、【スプライト】自身に対しても規制が入ったため、【ガエルスプライト】としては壊滅の憂き目となったかと。
 脱落の目ではあるが☆2Mを多用するテーマとの混成の道が残されているため、来期はそれらに鞍替えして環境に留まると予想するが、肝要のカードに規制が入られては身動きが取れないのでは・・・?

△【勇者】
 《聖殿の水遣い》が2枚制限に緩和されたが、その代わり《グリフォンライダー》が禁止カードに指定されてしまったため、メタ方面での挙動に支障ができてしまった。
 《グリフォンライダー》に代わるメタは《ドラコバック》や派遣先のメタ要員が担いそうだが、それでも動向次第ではさらなる規制がかかりそうで・・・

△【EM】
 大型大会で結果を残している。返り咲きは十分にある。

▲【過去の環境テーマ】
 ワンチャンありそうな気もするが・・・あえて云うなら、《八汰烏》の恩恵を受ける/受けられるデッキと派遣能力の高いカテゴリーにワンチャンあるぐらいか?


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といったところで、今回はここまで。
とりあえず自分の知りうる限りではこれらのデッキが有力。

果たして環境はどう推移することやら・・・