題目:マスターデュエルLR
2022年5月9日リミットレギュレーション施行
禁止
なし
制限
サイバー・エンジェル-弁天-
黄金郷のコンキスタドール
準制限
D.D.ダイナマイト
雪花の光
フュージョン・デステニー
幻影騎士団ティアースケイル
鉄獣戦線フラクトール
電脳堺悟-老々
LL-コバルト・スパロー
プランキッズ・ロック
魔救の分析者
制限解除
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン
―×― ―×― ―×― ―×― ―×― ―×―
マスターデュエルにおけるLRがGW後に施行。
・寸評
リストを見る限り、【ドライトロン】【黄金郷】をはじめ、Tier上位のデッキへの牽制であると推測。しかしこれを観るに、規制をかけるところはそこじゃねーだろ、というのがちらほら見受けられる。だが、逆に云えばダウンを奪えるボディーブローなので多少、動作に影響は出ると思うのだが・・・
■【ドライトロン】
光属性天使族Mをサーチする《弁天》がMDにおいて1枚制限に。《イーバ》がいるためにサーチに関しては歯止めがかかっていない、と思うだろうが、これに関しては強烈な牽制になると推測。というのも、6が4になると数が少なくなる分、サーチが利きづらくなる。利きづらくなる分、サーチを止められると途端に苦しくなる。《弁天》が1枚制限になると、そこを止めるだけで挙動に影響が出るのだ。以後は天使族M、特に《宣告者》Mへの展開に支障が出ると予想され、他のサーチ手段の構築が課題になるかと。
■【黄金郷】
カテゴリー内の罠モンスター全員が《エルドリクシル》魔法罠をサーチ&セットする効果ゆえ、《エルドリクシル》魔法罠を止め処なく撃てれるが、此度の規制で9枚態勢が7枚態勢になるのはマイナスと見ていい。
現状では【黄金郷】にかかっている制限は、OCGでは《呪われしエルドランド》と《紅き血染めのエルドリクシル》で、MDでは《紅き血染めのエルドリクシル》は無制限だが《黄金郷のコンキスタドール》が1枚制限となる。
今後、MDでもOCGと同じLRになった場合、【黄金郷】にかかっている制限カードは3種類となり、挙動も徐々に影響が出ると予想する。
■その他
それ以外ではやはり《D.D.ダイナマイト》だろう。同カードは《魔獣の大餌》との組み合わせによって先攻1キルが可能であり一時期賛否が渦巻いていたが、それが此度2枚制限となり1キル能力は低下。しかし、低下した火力を他のカードで補う事が予想されるため、2枚制限でも止まらない可能性がある。
一見すると制限にかけているカードの多くはN/Rが多く、SR/URには殆どかけられていない。OCGでもレアリティの低い強力なカードが一発禁止になったりしているのに対し、レアリティの高い強力カードに対してはなかなか制限にかけられないなどの例が多数ある。これを見るに、MDでも同じような事が今後起きる事が予想できるかと。
LR以外では、此度のアップデートにより意図的な切断は敗北となる措置が取られた。これは朗報であるが、そもそも意図的な切断や即サレンダーは、そうした措置に対しても意に介せず行われるし、規制をかけても複垢とかですぐに現れるしで、効果は限定的じゃないかなと思う。
―×― ―×― ―×― ―×― ―×― ―×―
といったところで今回はここまで。